ドジャース・佐々木朗希 完全救援でサヨナラ突破呼んだ!シャンパンファイトで「朗希に乾杯!」

[ 2025年10月11日 01:30 ]

ナ・リーグ地区シリーズ第4戦   ドジャース2―1フィリーズ ( 2025年10月9日    ロサンゼルス )

リーグ優勝決定シリーズ進出を決め、シャンパンファイトを楽しむ佐々木(ドジャース公式インスタグラムから)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第4戦でフィリーズを2―1で下し3勝1敗とし、2年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。佐々木朗希投手(23)が同点の8回から登板し、3回無安打無失点の完全救援でサヨナラ勝利を呼び込んだ。13日(同14日)に開幕する同シリーズではカブスとブルワーズの勝者と激突する。 

 地区シリーズ突破の立役者となった佐々木は、照れ笑いを浮かべていた。今季3度目のシャンパンファイト。冒頭でデーブ・ロバーツ監督が「まず初めに今夜の朗希に称賛を贈りたい」とスピーチすると、ナインが沸いた。背番号11を譲ったロハスを中心に「Shot For Roki(朗希に乾杯!)」の声が上がった。

 「シーズンで何もできなかった分、ポストシーズンで少しでもチームに貢献したいと思っていた」という思いの中、同点の8回から登板。今季本塁打王のシュワバーを右飛、続くMVP2度の主砲ハーパーはスプリットで三飛、4番ボームはこの日最速の100・7マイル(約162キロ)で二ゴロに仕留めた。

 さらに、「試合前に“2イニングあるかもしれない”と言われていた」と、救援起用後初めて回またぎとなる9回、延長10回も登板し、打者9人を封じる完全投球。ベンチに戻る際はグラウンドに飛び出したロバーツ監督にハグで出迎えられ「抑えられて良かったなとホッとした気持ち」と心境を明かした。延長11回サヨナラ勝ちを呼んだ快投劇は、無駄球なし。スライダーを使わず直球とスプリットを軸にした36球。ロッテ時代の22年に完全試合を達成した内容をほうふつさせた。

 右肩のインピンジメント症候群で5月13日に負傷者リスト入りし、約4カ月間の離脱。アリゾナでのリハビリ中はロブ・ヒル投手ディレクターらと話し合い「自分の中でうまくいってないところと一致するところがあった」という。PSでは4試合、5回1/3を1安打無失点と大車輪の活躍で、就任10年目の指揮官も「私が覚えている限りでも最高レベルの救援登板。最高の舞台でこういうパフォーマンスを見せている。誇りに思う」と称えた。

 中3日と十分に間隔を空けて13日(日本時間14日)のナ・リーグ優勝決定シリーズ初戦に臨む。佐々木は「ゾーンで勝負できるようになった。その分、変化球もより生きてくると感じる」。ワールドシリーズ連覇まであと8勝。令和の怪物が波に乗っている。(柳原 直之)

 【朗希に聞く】
 ――日米でPSの違いは。
 「盛り上がり自体は日本もアメリカもシーズンと違うものはある。先にフィラデルフィアでいい経験ができたので、今日は緊張しすぎることなくいつも通りできた。日本はリーグ優勝が一番、重要視されるもので、アメリカではポストシーズンでワールドチャンピオンになることが一番重要視されている。そこの違いは感じていた」

 ――マウンドで自信を持っている。
 「ストレートの強さとスピードとコントロールが自分の中でいいラインまで来たので、ゾーンで勝負できるようになった」

 ――投げているときの感覚は。
 「いい緊張感の中で投げられてますし、ゾーンに入ってるとかじゃなくて、自分がこうしたらいいパフォーマンスを出せるっていう、技術的なところで信頼できるものが今はある。それが自分の心を落ち着かせて、パフォーマンスを出せる要因なんじゃないかなと思っています」

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