巨人・田中将大 楽天時代はPS男 ファイナルS第2戦の先発濃厚 万全調整でCSでも甲子園伝説残す

[ 2025年10月9日 05:30 ]

フェニックスL   巨人12-0韓国・ハンファ ( 2025年10月8日    SOKKEN )

韓国ハンファ戦に先発した巨人・田中将
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 巨人田中将大投手(36)は、クライマックスシリーズ(CS)では阪神とのファイナルS第2戦の先発登板が濃厚になった。8日にフェニックス・リーグの韓国・ハンファ戦に先発し、5奪三振の4回2安打無失点の好投で実戦調整を完了。11日からのDeNAとのファーストSを勝ち抜いた先に待つ甲子園のマウンドに照準を合わせ、準備を進めた。

 戦う場所はどこでも鋭い視線、力のこもった投球は変わらない。田中将が韓国・ハンファをねじ伏せた。テンポ良く52球で4回無失点。降板後は視線をすぐに、CSファーストSを突破した先にある阪神とのファイナルS第2戦へ向けた。

 「そういうところでやる(投げる)というのは、やっぱり選手としてやりがいを感じる部分はある」

 日米通算200勝を達成した9月30日の中日戦以来の実戦。当初きょう9日の予定を台風接近を考慮して1日前倒しした変更にも動じない。直球、変化球ともに決め球に計5奪三振。「いいリズムで終始投げることはできた」。2安打を許した2回以外は全て3者凡退に封じる圧巻の内容で調整登板を終え、偉業達成時にもバッテリーを組んだ小林と笑顔でハイタッチを交わした。

 日本でのポストシーズン(PS)登板は楽天時代に日本一の胴上げ投手となった13年11月3日の巨人との日本シリーズ第7戦が最後。21年の日本球界復帰後では初めてになる。

 先発陣は11日からのDeNAとのファーストSでは山崎、戸郷、横川の順番を見込まれ、連勝突破なら横川がファイナルS第1戦に回り、3戦目までもつれれば2年目左腕・森田らが候補に挙がる。いずれの場合も田中将は中7日の万全調整で16日の第2戦に照準を合わせ、必勝を期す狙いだ。

 託された甲子園のマウンドは3月9日のオープン戦以来。駒大苫小牧時代は2年夏に日本一、3年夏に早実との決勝で斎藤佑樹と投げ合い、引き分け再試合の末に敗れても伝説を残した場所だ。「3位からというところで、もうチャレンジャーとしてやっていくだけ」。楽天時代は7試合で4勝1敗2セーブを記録した“PS男”。虎党の聖地を黙らせる準備は整っている。(村井 樹)

 ▽田中将と甲子園 駒大苫小牧時代は2年春夏、3年夏と3度出場。2年夏は大会連覇に貢献。3年夏は早実(西東京)との決勝で斎藤佑樹(元日本ハム)と投げ合い、引き分け再試合の末に敗れた。高校通算では12試合で8勝0敗、防御率2・07。プロでの公式戦登板は22年5月24日の阪神戦まで計5度。阪神との交流戦4試合、11年の東日本大震災直後に楽天主催だったオリックス戦を合わせた計5試合で2勝2敗だった。

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