ポストシーズンの新常識、ブルペンゲーム採用チームは今季5戦全勝 もはや「標準戦略」に

[ 2025年10月9日 19:26 ]

ヤンキースを破りア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めたブルージェイズナイン(AP)
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 ブルージェイズがア・リーグ地区シリーズ第4戦でヤンキースを5対2で下し、ア・リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 ブルージェイズはこの試合をブルペンゲーム(継投試合)で戦い抜き、勝利を収めた。「ベースボール・アメリカ誌」によると、今季ポストシーズンでブルペンゲームを行ったチームはブルージェイズのほか、タイガース、ブルワーズを含めて5戦全勝。この戦法が確実に結果を残している。昨年はドジャースがポストシーズンで3度ブルペンゲームを採用し、最終的にワールドシリーズを制覇した。

 2024年と2025年のポストシーズンを合わせると、ブルペンゲームを採用したチームの通算成績は10勝4敗となっている。同日のもう一つのア・リーグ地区シリーズ、タイガース対マリナーズ第4戦もブルペンゲームとなった。

 先発のケイシー・マイズは3回2安打1失点と好投したが、あらかじめ決められていたとおり3回で降板。AJ・ヒンチ監督はマイズに対し、「この試合を接戦に持ち込み、勝つための最善の方法は、次々に投手を投入することだ」と説明していたという。その後、2番手のタイラー・ホルトンが1アウトも取れず降板する苦しい展開となったが、カイル・フィネガン、トロイ・メルトン、ウィル・ヴェストの3人が見事にリリーフ。タイガースは逆転勝ちを収め、シリーズを第5戦に持ち込んだ。

 ナ・リーグでは、ブルワーズが地区シリーズ第2戦でアーロン・アシュビー、ジェーコブ・ミジオロウスキーら7投手による継投リレーで勝利している。ちなみに昨季(2024年)は9試合がブルペンゲームだった。賛否はあるにせよ、もはやポストシーズンにおける「標準戦略」といって差し支えない。

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