巨人での活動で「視野が広がった」 KBO1年目監督がシーズン9連勝締めで5位からの下克上目指す

[ 2025年10月7日 11:00 ]

 (写真説明)ポストシーズン進出を決め、ファンとハイタッチする李昊俊監督(写真右)(NCダイノス提供写真)
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【室井昌也コラム 月に2回は韓情移入】

 公式戦全日程を終えたKBOリーグは今年の優勝チームを決めるポストシーズンに突入。6日から4位と5位が対戦する「ワイルドカード決定戦」が始まった。

 5位のNCダイノスを率いるのは就任1年目の李昊俊(イ・ホジュン、49)監督。現役引退の翌年、2018年に巨人で研修コーチとして活動した。李監督は選手当時、通算337本塁打をマークした右のスラッガー。しかし巨人では打撃以外も注視した。

 「日本では自分の専門分野よりもバッテリーや野手のフィールディング、選手のコンディションの確認などを吸収しようと思いました。監督になってその時に広がった視野が生きています」

 李監督は現役時代から描いていた指導者像と、当時の巨人首脳陣の選手起用に一致する点があったという。

 「巨人では2軍から1軍昇格した選手がすぐに試合に出ていました。それは私も共感する部分で、ファームから上がってきた選手はその日に使う。試合展開上、どうしても起用できなかったら3日以内に絶対に使うと決めています」

 実際、李監督は1軍登録された選手を即起用。若手選手が期待に応えて結果を残す場面が度々見られた。

 NCは9月6日の時点で10球団中8位だったが、公式戦を9連勝でフィニッシュ。6位と0・5ゲームの僅差で5位の座をつかみ、ポストシーズン進出権を勝ち取った。

 4位対5位のワイルドカード決定戦は2戦先勝制。しかし4位サムスンライオンズに1勝のアドバンテージがあり、李監督率いるNCは2連勝が勝ち抜けの必須条件だ。6日の第1戦はNCが9連勝の勢いそのままに初回に先制。2、5回に追加点を挙げて4―1で逃げ切り勝利した。

 ワイルドカード決定戦の第2戦は7日14時からサムスンの本拠地・大邱(テグ)で行われる。NCは公式戦からの連勝を11に伸ばすと、3位SSGランダーズとの「準プレーオフ」へと駒を進める。

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