広島・斉藤優汰 はろ苦プロ初先発 初回2失点も3回以降修正「それなりにリズム良くは投げられた」

[ 2025年10月4日 05:45 ]

セ・リーグ   広島1―6ヤクルト ( 2025年10月3日    マツダ )

<広・ヤ>5回途中で降板する斉藤(撮影・平嶋 理子) 
Photo By スポニチ

 広島・斉藤優汰投手(21)が3日のヤクルト戦(マツダ)でプロ初先発。4回2/3を6安打5失点で初黒星を喫した。初回に2失点するなど、立ち上がりに課題が露呈したが、新井貴浩監督(48)からは「この経験を来年につなげてほしい」と期待の言葉をかけられた。

 22年ドラフト1位・斉藤がコイ党からの温かい声援を背に、3年目で初めて先発マウンドに上がった。試合前から降り続いた雨の影響を感じさせることなく、初回から直球はこの日最速149キロを計測したが、悔しい結果となった。

 「緊張とかはなかったですけど、初回と2回はちょっとリズムが悪くなってしまったので、そこは良くなかった」

 初回は1死一、二塁から村上への初球が暴投となり、二、三塁にピンチが拡大すると、村上に右犠飛を打たれ、先制点を許した。なおも2死二塁ではオスナに142キロカットボールを中前に運ばれ、追加点を献上。初回だけで34球を要するなど、慎重にいきすぎたことが、かえって裏目に出た。

 今季は2軍戦登板30試合のうち、先発はわずか5試合。「良い球を投げたいと、いろいろ試したりして欲が出てくるのが良くない」。そんな心理面の“悪癖”と向き合いながら、ストライクゾーンで勝負することに絞って取り組んできたが、出ばなをくじかれてリズムに乗れなかった。そんな苦しい状況でも、必死に修正を図った。

 「(3回以降は)テンポよく投げることを意識して投げたので、ランナーを出しながらも、それなりにリズム良くは投げられたのかなと思う」

 その言葉通り、3回は内山、村上、オスナの中軸をわずか9球で3者凡退に抑えた。だが、4回は先頭の北村恵にプロ初被弾となる左越えソロを許すと、5回2死一塁から村上に四球を与えたところで交代を告げられた。

 「思ったよりも球数を使ってしまったというのはあるので、そういうところは改善していかないと。初回の入りをもう少しやっていかないといけないなと思った」

 プロ初登板となった前回5月2日の中日戦は救援で1回無失点に抑えていたが、今回は先発の難しさを思い知らされた。課題は明白。新井監督は「この経験を来年につなげてほしいし、もう(来季への戦いは)始まっている」と背中を押した。(長谷川 凡記)

続きを表示

「広島」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年10月4日のニュース