パドレス・ダルビッシュ終戦「全て出し切った」わずか21球…自己最短1回0/3、2失点KO

[ 2025年10月4日 01:30 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第3戦   パドレス1―3カブス ( 2025年10月2日    シカゴ )

<カブス・パドレス>険しい表情で戦況を見守るパドレスのダルビッシュ(AP)
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 わずか21球。パドレス・ダルビッシュは2回無死満塁でクローアームストロングに先制の中前適時打を許した場面でマウンドを降りた。敵地の大歓声が痛い。故障から懸命にはい上がった39歳は「本当にいっぱいいっぱいだった。全てを出し切った。とにかく疲れた。体も、精神的にも」。そして「凄く悔しい。凄くいいチームだったし、ここで終わってしまったのは寂しい」と視線を落とした。

 「最初から短いイニングという感じだったので(立ち上がりから)マックスで。初回は良かったけど2回に甘く入って、うまくつながれた」。悔やんだのは鈴木への一球だ。2回無死一塁で外角を狙ったカットボールが抜けて内角に入り、左翼線二塁打。「鈴木君は内側が得意。鈴木君にはいい球になった」。ピンチを広げられ、日米通じて先発では自己最短1回0/3を4安打2失点で降板に追い込まれた。

 右肘痛の影響で今季の初登板は7月だった。一時は復帰を断念するほどの痛み。医療スタッフの懸命なサポートに加え、負担を減らすために終盤戦は投球時の腕の角度を下げるなど試行錯誤を続けた。全てはチームに貢献するためだったが…。ポストシーズンはメジャー通算14試合目。「負けたら終戦」の試合は6試合目だったがチームは全敗、自身も5敗目とまたも土壇場で踏ん張れなかった。

 来年8月で40歳。23年2月に新たな6年契約を結んでおり、10日ほど休んでから「また次のことを考えたい」という。「投手としてもプロとしても悔しい。まだ成長できる」。反骨心は衰えていない。(笹田幸嗣通信員)

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