【阪神・原口 涙のメッセージ全文】おやじ、おかあ、妻、愛娘 そして虎党の皆さん「本当にありがとう」

[ 2025年10月2日 21:30 ]

セ・リーグ   阪神6―2ヤクルト ( 2025年10月2日    甲子園 )

<神・ヤ>胴上げされ宙を舞う原口(撮影・中辻 颯太)
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 阪神の原口文仁内野手(33)が、今季最終戦となった2日のヤクルト戦に出場し、ファンに雄姿を見せた。

 試合後の引退セレモニーでは周囲に感謝しつつ「僕の野球人生を表しているような応援歌をつくっていただき、どんなときも最高の応援をありがとうございました」とファンに感謝した。

 そのうえで「大病を患ったとき、どうなるか分からない命を、病院の先生方、看護師さん、リハビリの先生、病院関係者の皆様に救っていただきました。今こうして、この場に立っていることが、どれだけ尊いことか、どれだけ幸せなことか、決して当たり前ではないと改めて実感しています。本当にありがとうございました」と病院関係者にも感謝。目を充血させ、涙をこらえながら語った。

 以下、原口の引退セレモニーから。

 本日はレギュラーシーズン最終戦という日に引退セレモニーを開いていただき、球団関係者の皆様、監督、コーチ、選手の皆さん、裏方さん、本当にありがとうございます。ヤクルトスワローズ球団関係者の皆様、ヤギ(青柳)、ファンの皆様、ありがとうございます。

 小学4年生から野球をはじめ、小中高と縦じまのユニホームを着ました。そして、やはり縦じまとの縁が深く、阪神タイガースで16年。今シーズンをもって現役を引退します。

 鳴尾浜球場から始まったプロ野球生活。近くて遠い甲子園球場を目指し、日々練習に、試合に明け暮れました。たくさん怪我もしました。悔しい思いもしました。それでも、大きな目標があったので、心が折れることは一度もありませんでした。

 金本さん、掛布さんに1軍の舞台に押し上げていただき、野球人の聖地・甲子園でプレーできる喜び、あの日の興奮した気持ちは今でも忘れません。

 応援団の皆さんには、僕の野球人生を表しているような応援歌をつくっていただき、どんなときも最高の応援をありがとうございました。

 大病を患ったとき、どうなるか分からない命を、病院の先生方、看護師さん、リハビリの先生、病院関係者の皆様に救っていただきました。今こうして、この場に立っていることが、どれだけ尊いことか、どれだけ幸せなことか、決して当たり前ではないと改めて実感しています。本当にありがとうございました。

 家族にも一言伝えさせてください。おやじ、おかあ、ばあちゃん。どんなことにも屈しない強い心と体に育ててくれてありがとう。2人の子供で本当に幸せです。姉と妹、小さいころから迷惑かけてきました。野球の練習もいっぱい手伝ってくれましたね。ありがとう。

 そして、プロ野球人生を一番近くで支えてくれた妻、まいか。どんなに感謝してもしきれないくらい色々と乗り越え、支えてくれました。本当にありがとう。これからもよろしくね。

 3人の娘たち。健やかに成長している姿。けんかしたり、仲良く遊んだり、その姿を見るだけで愛おしく、パパの頑張る源になっています。パパとママのところに生まれてきてくれて本当にありがとう。愛しているよ。

 タイガースファンの皆さん。ともにプロ野球人生を歩んでいただき、本当にありがとうございました。皆様の応援がなければ、このような幸せなプロ野球人生はありません。病気を伝えたとき、“待っているよ”と伝えていただき。復帰したときは“おかえり”と言う声も本当にうれしかったです。ただただ感謝しかありません。

 今シーズンはまだ、道半ばです。CS、日本シリーズと続きます。その戦力になれるよう、僕も最後の最後までやり抜きます。その日までよろしくお願いします。

 本日は遅くまでありがとうございました。タイガースファンは世界一です。幸せな野球人生を、最高の時間をありがとうございました。また、僕にかかわってくださった全ての方々に感謝申し上げます。最後になりますが、16年間、本当に、本当にありがとうございました。

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