ドジャース・大谷 衝撃!試合開始8分弾から2発 「由伸も良い波に乗ってくれる」地区S王手

[ 2025年10月2日 01:30 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第1戦   ドジャース10―5レッズ ( 2025年9月30日    ロサンゼルス )

<ドジャース・レッズ>初回、大谷は先頭打者ソロを放つ(撮影・沢田 明徳)
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 2年連続ワールドシリーズ(WS)制覇へ、号砲の2発だ。大リーグのポストシーズン(PS)は30日(日本時間1日)、ワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)が各地で開幕。ドジャース・大谷翔平投手(31)は、レッズ戦の初回に先頭打者弾、6回に2ランを放ち2安打3打点で白星発進に貢献した。PS1試合2発は自身初。1日(同2日午前10時8分開始)の同戦に勝てば、フィリーズと戦う地区シリーズ進出が決まる。

 ファーストスイングだった。試合開始から8分。大谷はこの一振りに集中していた。初回、2ボール1ストライクからの4球目。剛腕グリーンの内角直球を完璧に捉えた。打球角度は21度。超低空の一打に全力疾走で駆け出した。

 「100マイルのインコースは狙っているからといって何本も打てるような球じゃない。いい反応ができた」

 打球速度117・7マイル(約189・4キロ)の弾丸ライナーはあっという間に右翼フェンスを越えた。自身初めてWS制覇を経験した昨年に続くPS初戦本塁打。しかもはじき返した100・4マイル(約161・5キロ)は、メジャー8年目で最も速い球を打った本塁打になった。「難しいコースだったけど、しっかりと良いスイングができて最高の形でスタートできた」と自画自賛した先制点。「先発投手にとっても早い段階で援護があるのは、それだけ余裕を持って攻められることにつながる。打席に関しても、みんなが少し心に余裕を持って思い切って振れる。リードしている打席の方が、気持ちとしてはいい攻撃ができると思う」。狙い通りチームに勢いをもたらした。

 3回にT・ヘルナンデス、エドマンの2者連続弾など、5回までに4発で6―0とした。そして6回2死一塁では、右腕フィリップスから右中間へ特大の2ランを放った。今季自己最長に並ぶ打球飛距離454フィート(約138・4メートル)のダメ押し弾。04年のア・リーグ優勝決定シリーズでの松井秀喜(ヤンキース)以来、21年ぶり日本選手2人目のPS1試合2発となった。PS1試合5発は球団3度目の最多タイ。「走者がいる場面でしっかりと大きい追加点になった」。ベンチでは、同じく2発となったT・ヘルナンデスに力こぶをつくってみせた。

 3年連続本塁打王は逃したが、今季は自己最多&球団新の55本塁打をマークし、レギュラーシーズン終盤からこれで15戦9発。勢いのまま15安打10得点の打線をけん引した。

 「由伸(第2戦先発の山本)も良い波に乗ってくれると思う。打線もその波にしっかり乗ってしっかり攻められればいい」。WS連覇に必要な13勝の1勝目を、まずは2発でもぎ取った。(柳原 直之)

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