広島 田中広輔、松山竜平ら8人の戦力外発表 リーグ3連覇に貢献のベテラン2人は現役続行希望

[ 2025年10月2日 05:05 ]

表・広島戦力外
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 広島は1日、田中広輔内野手(36)、松山竜平外野手(40)ら8選手に来季の契約を結ばない旨を通告したと発表した。16~18年のリーグ3連覇に貢献したベテランの2人は、ともに現役続行を希望している。

 この日はマツダスタジアムを訪れ、鈴木清明球団本部長と面談。松田元(はじめ)オーナーには後日、改めてあいさつに出向く予定で、帰途に就く際には2人とも「また後日お話させていただきます」とだけ語った。

 田中は今季、1軍で14試合の出場にとどまったが、ウエスタン・リーグでは62試合で打率・333。本紙の取材に「一番動けていたと思うし、まだ辞められない」と話した。

 松山は23年に代打で打率・380、21打点を誇ったものの、18年目の今季は1軍出場なし。「まだ現役で野球を続けたい。このままでは終われない」と思いを吐露した。

 《宇草は悔し涙止まらず…》
 〇…宇草は、広島での6年間を「かけがえのない時間だった。戦力になれず悔しかったし、申し訳ない」と振り返ると涙が止まらなかった。法大から19年ドラフト2位で入団。プロ1号は21年6月5日の楽天戦で、日米通算200勝の田中将から放った。ただ腰痛など故障に泣かされ、今季は1軍昇格がなかった。現役続行については「いまは体も気持ちも凄く元気。勝負したい気持ちはあるけど、しっかり考えたい」と含みを持たせた。

 《中村健も現役続行を希望》
 〇…声でナインを鼓舞した中村健は、4年目の通告を「チャンスは頂いていた。そこで結果を残せなかった」と潔く受け入れた。トヨタ自動車から21年ドラフト3位入団。出場63試合で3本塁打を放った1年目から徐々に出場機会は減り、今季は4試合6打数で無安打に終わった。ただウエスタン・リーグでは打率・283、5本塁打をマークし「もしチャンスがあるなら、しがみついてでもやりたい」と現役続行を強く希望している。

 《河野「覚悟していた」今後については熟考》
 〇…河野は「覚悟はしていたけど、直接言われると悔しい気持ちが出てきた」と涙ながらに語った。広陵出身で、大阪ガスから22年ドラフト5位で入団。中継ぎで通算21試合に登板し、24年5月25日のDeNA戦ではプロ初セーブを挙げたが、今季は故障で1軍登板がなかった。「地元でプレーできたし、新井さんのもとでできてうれしかった」と言う3年間。今後については「まだ(心が)整理できていないので」と熟考を示唆した。

 ▼小林(20年ドラフト4位で入団し、今季は育成でプレー。現役続行を希望)今年もチャンスをいただいた中で、いい結果を1年間続けて出せなかった。今年に関しては、まだまだやれるなという手応えも感じていたので、今後も野球は続けたい。

 ▼赤塚(23年ドラフト5位で入団。現役続行を希望)期待に応えられなくて申し訳ない気持ちがある。成長したいという気持ちをやめずに、練習をやめずにやってきた。後悔はない。野球は続けていきたいと思っている。

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