カブス・誠也 MLB史上初!シーズン4戦連発締めからPS初戦弾 3歳長男と会見「夢を見させるのも…」

[ 2025年10月2日 01:30 ]

ナ・リーグ ワイルドカードシリーズ第1戦   カブス3-1パドレス ( 2025年9月30日    シカゴ )

5回に同点ソロを放ちほえるカブスの鈴木誠也(AP)
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 カブス鈴木誠也外野手(31)は30日(日本時間1日)、パドレスとのワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)第1戦で、0―1の5回先頭で左中間へ同点ソロを放ち、白星発進に貢献した。レギュラーシーズンから「5試合連続」となる一発。レギュラーシーズン最後の4試合以上で本塁打を放ち、プレーオフの初戦でも本塁打したのは、メジャー史上初めて。ヒーローとして試合後の会見には長男・大翔(ひろと)君(3)を伴い登場した。

 これまで見せたことのないような柔和な表情だった。鈴木は長男・大翔君を引き連れ会見場に姿を現した。

 「アメリカの野球のいいところ。会見に子供が来るのは(日本では)ない。子供にも凄くいい経験になるし、子供に夢を見させるのも親としての仕事でもあると思うので」

 父の隣で自分もマイク越しに話そうといたずらするのは3歳ならでは。そのたび鈴木は「しーっ…」と父親の顔を見せた。父が放った同点本塁打。それはMLBの歴史を塗り替える偉業でもあった。

 先発ピベッタに4回まで1安打、毎回の6三振、無得点に封じられていた。5回先頭で、その嫌な流れを断ち切った。2回には速球系を4球続けられ、最後はカーブに泳がされて中飛。「球速以上に強さを感じた。真っすぐに的を絞って積極的にいった」。第1打席同様の配球で押す右腕の4球目、94・5マイル(約152キロ)の内角直球を完璧に仕留めた。左中間席中段まで伸びた飛距離424フィート(約129メートル)の放物線。これで直近5戦6発で「何で自分がここまで打てているのか、正直分かんない」とした上で「自分だけの力じゃない、自分が思っている以上の力が出て周りのみんなに打たせてもらった」と周囲のサポートに感謝した。

 「凄くうれしい。何よりチームが勝った。1戦目を取れたというのが凄く大きい」とメジャー4年目で初出場のプレーオフ初戦で逆転勝利に貢献し、突破へ王手をかけた。会見場には先発で5回途中1失点のボイドも愛息を連れて登場した。会見終了後、鈴木が大翔君に「Thank youと言ってごらん」と振ると、ボイドの子供が「GO CUBS GO!」。場内はなごみ、鈴木が再び促すと「GO CUBS GO!」と大翔君も続いた。愛くるしい応援団の激励に満面の笑みを浮かべ、連勝でのシリーズ突破を誓った。(笹田 幸嗣通信員)

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