【高校野球】東播磨の大型右腕・藤田大地 粘投実らず東洋大姫路に完投負け 「初回が全て」

[ 2025年9月23日 15:53 ]

秋季高校野球兵庫県大会3回戦   東播磨4―5東洋大姫路 ( 2025年9月23日    ウインク姫路 )

東洋大姫路戦に先発した東播磨・藤田大地
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 東播磨の大型右腕・藤田大地(2年)が東洋大姫路戦に先発し、8安打5失点(自責4)で完投負けを喫した。

 「立ち上がりが全てでした」

 初回2死二塁、打っても4番に座る藤田自ら左前適時打を放ち、幸先よく先制した。だが、直後のマウンドで「ちょっと力が入りました」。先頭から2者連続四球を与えると、続く一塁前へのバントが犠打失策となり、無死満塁のピンチ。4番・瀬口稜介(1年)に押し出し死球を与えた。なおも1死満塁から6番・松本太翔(2年)に右翼線3点三塁打を浴び、初回から想定外の大量4点を失った。

 それでも、2回以降は立ち直った。バックの堅守にも支えられながら3回無死二塁、6回2死一、三塁を無失点で切り抜けた。打線も3回に2点を奪って反撃に転じ、3―4の8回2死満塁から8番・森川真穏(2年)が押し出し四球を選んで同点に追いついた。

 直後、大事な8回のマウンド。ここで、昨秋から今夏まで兵庫大会を3連覇している東洋大姫路の地力を痛感させられた。「甘い球は確実に捉えてくるので、そこは凄い」。2安打で1死一、三塁とされると、代打・丸山洸惺(2年)に決勝の犠牲フライを浴びて万事休す。「(同点に追いついた直後の)8回に打たれたのは、エースとして不十分なところがあると思う」。4―5の9回2死一塁では空振り三振に倒れ、最後の打者となった。

 敗れたとはいえ1メートル87、83キロと体格に恵まれた本格派右腕。現段階では未完成ながら、それでも直球の最速は137キロを計測。その投球回転数は約2400回転と、打者の手元で伸びるボールの特性を持つ。手足も長く、伸びしろは十分。学業でも進学校において学年トップという文武両道右腕は「目標は145キロ以上出すこと。それに向けて冬、頑張っていきたい」と前を向いた。

 加古川北で2度、東播磨で1度と、激戦区・兵庫から公立校を率いて春夏通算3度の甲子園出場経験を持つ福村順一監督は「初回、うまく先制できたんですが、(全体的に)動かなかったんですよ。もうちょっと積極的にいくのがウチの野球なんですけど。東洋さん相手にウチらしい野球をやればなんとか…と思っていたんですけど少し(チームが全体的に)構えましたね」と敗戦を悔しがり、「この負けを糧に、冬、もう一回やらないと」と来春以降の雪辱を見据えた。

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