オリックス・山崎颯一郎 岸田監督からの言葉も「あんまり覚えていない」ほどの集中力で連日の無死満塁斬り

[ 2025年9月22日 05:45 ]

パ・リーグ   オリックス2―1ソフトバンク ( 2025年9月21日    みずほペイペイD )

<ソ・オ>8回を無失点で切り抜けた山崎(撮影・成瀬 徹) 
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 よみがえった剛腕が、またしても敵地・みずほペイペイに詰めかけた観衆の度肝を抜いた。オリックス・山崎が2日続けて無死満塁を無失点でしのぐ好救援。14球の熱投で、リードを守り抜いた。

 「(無失点に)自分でもびっくりしました。迷惑かけてばかりだったので、少しでも貢献できるようにという思いで投げています」

 登板時に岸田監督からかけられた言葉を「あんまり覚えていないです」と言うほど、極限まで集中していた。まずは栗原をフォーク2球で追い込み、153キロ直球で3球三振。牧原大は一邪飛に打ち取ると、最後は山川を150キロ直球で見逃し三振に料理した。まともに打球を前に飛ばさせず、鬼神のごとくマウンドに仁王立ち。同点の8回無死満塁を3人斬りで切り抜けた前日の快投を再現した。

 育成出身6年目左腕・佐藤が5回零封し、6回からはともに育成落ちも経験した横山楓と椋木が無安打でリレー。「みんなでつないできたので、なんとか自分のピッチングをしようと」と山崎は胸を張った。前日はペルドモ、この日は岩崎と、シーズンを通して貢献を続けてきた右腕らが招いたピンチを山崎に託した岸田監督は「総力戦ですよね、ここまできたら。中継ぎもいろんなポジションでいってもらう」と言葉に力を込めた。

 頓宮、紅林のソロで挙げた2得点を決死のリレーで守り抜き、試合前時点で今季オリックス戦4戦4勝、同7連勝中だった有原にも土をつけた。昨年7月9、10日以来で今季初のソフトバンク戦2連勝で、みずほペイペイでの連勝は23年6月25日~8月30日5連勝以来2年ぶり。CSで対戦する可能性がある昨年王者への苦手意識を振り払い、4位・楽天に4ゲーム差をつけた。西川が右脛骨(けいこつ)骨折で今季絶望となったが、チーム一丸で3位確保を目指す。 (阪井 日向)

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