ソフトバンク・栗原陵矢 「高ぶったですね。燃えてました」 復帰後21打席目初アーチがV弾

[ 2025年9月5日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク8-0オリックス ( 2025年9月4日    みずほペイペイ )

<ソ・オ(17)>初回、先制3ランを放ち吠える栗原(撮影・岡田 丈靖)
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 首位・ソフトバンクは4日、オリックスに快勝し、今季8度目の同一カード3連戦3連勝を収めた。初回に栗原陵矢内野手(29)が6月29日のロッテ戦以来の一発となる先制の6号3ラン。昨年9・10月度の月間MVP男が右脇腹痛から復帰後初アーチで勢いをつけ、打線は12安打で8点を奪った。優勝マジック点灯は持ち越しとなったが、今季のオリックス戦の勝ち越し(12勝3敗2分け)を決めた。

 久しぶりの感覚が手に残ったままダイヤモンドを回った。67日ぶりのアーチ。強打の栗原が戻ってきた。

 「(胸は)高ぶったですね。気持ちも入ってたし、燃えてました。(当たりは)完璧ではなかったけど、うまく打てたなって感じです」

 初回2死一、三塁でオリックスの先発・田嶋がカウント2―2から投じた直球を鋭く振り抜いた。低い弾道で右翼ホームランテラス席に届く先制6号3ラン。右脇腹痛から8月29日に1軍復帰してから6試合目、21打席目で最高の結果が出た。2試合連続で打点を挙げて決勝打となった。

 6月29日のロッテ戦以来のアーチには強い覚悟が込められていた。「本当に調子うんぬんではなく、持っている集中力、技術で勝負している。“ダメなら2軍”という気持ちで戻って来たんで」。7月2日の試合前練習中に右脇腹を痛めて離脱。リハビリを経て2軍戦で実戦に復帰するも、8月23日のウエスタン・リーグ阪神戦(ほっと神戸)では右膝に自打球を受けた。「まだ痛いですけど何とかしてます。結果でも迷惑をかけられない。元気にやってます」。7回には片山のシュートを左前に運び、復帰後4度目マルチ安打。戻って来てからの打率は・409と主力としての意地を示し続けている。

 小久保監督も「2軍では良くなかったけど、上では感じよく振れているね。打った栗原は立派」と気概を感じ取っている。指揮官は「(昨年に続く)9月の月間MVPになって、おいしいところを持っていってほしい」と1軍再合流前に声をかけた。栗原は「そんなふうな感じで“力が必要だ”と言われたときはうれしかったです」と意気に感じていた。

 2位・日本ハムが勝ったため優勝マジック初点灯はお預けとなったが、チームは今季8度目の同一カード3連勝とリーグ連覇へ再加速した。「迷惑をかけてきたのでね。やらないといけない。それが一番かな」。栗原の気迫がチームに力を与えている。(井上 満夫)

 《オリックス戦 本拠地13連勝》
 ○…ソフトバンクは本拠地・みずほペイペイドームでのオリックス戦で昨季から13連勝(1分けを挟む)となった。

 《オリックス戦勝ち越し》
 ○…ソフトバンクは今季のオリックス戦で12勝3敗2分け。昨年(18勝6敗1分け)に続く年間勝ち越しを決めた。

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