【都市対抗】王子のルーキー樋口が今大会初完封!まさに“完封王子”

[ 2025年9月5日 13:49 ]

第96回都市対抗野球大会第9日 2回戦   王子(春日井市)4―0西部ガス(福岡市) ( 2025年9月5日    東京D )

都市対抗野球<西部ガス・王子>完封勝利を挙げた王子・樋口(撮影・五島 佑一郎)
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 地獄から這い上がった王子のルーキー左腕樋口が西部ガス打線を翻弄、9安打を浴びながらホームには還さず今大会初完封勝利を達成した。

 初戦のパナソニック戦では9回から救援。タイブレークに入った10回に四球を連発して3点を失った。打者9人に5四死球と東京ドームの雰囲気に飲まれ初戦敗退のピンチを招いた。幸い、野手がその裏4点を取り返してのサヨナラ勝ち。命拾いをしてのマウンドだった。

 「先輩たちにあれだけ迷惑をかけたから、何とかしようと思って投げました」142球、三者凡退は7回の1イニングだけでも決定打は許さず10奪三振と踏ん張った。愛工大時代はヤクルト1位の中村優斗と同期。中村ばかりが目立ったが先発、救援にフル回転した。

 王子に入社してからは5月に開催されたJABA九州大会で西部ガスを6回零封しており、ひそかに自信を持ってマウンドに立っていた。近藤均・投手兼任コーチは「(樋口は)うまくはまってくれた。アイツは度胸があるからね」と見事な投球を称えた。ストレートは140キロ出るか出ないか。それでも多彩な変化球を交えて抑え込む。新人らしからぬマウンド度胸で、まさに“完封王子”が誕生した。

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