巨人・泉口 セ・リーグ50日ぶり「3割」到達!14戦連続安打で打率トップに浮上 今季7度目猛打賞

[ 2025年9月4日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5-3ヤクルト ( 2025年9月3日    京セラD )

巨人・泉口
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 セ・リーグでは50日ぶりの「3割打者」の復活だ。巨人・泉口友汰内野手(26)が3日のヤクルト戦で初回に先制の決勝三塁打を放つなど3安打で2連勝に貢献した。4試合ぶりの3番起用に応え、14試合連続安打で打率・300に上げてリーグトップにも浮上。3安打2打点の4番・岡本和真内野手(29)とともに打線をけん引した。

 継続してきたことが形になって表れた。泉口の快音が止まらない。連夜の3安打で今季7度目の猛打賞。セ・リーグでは50日ぶりの3割打者の登場だ。両リーグでも3人だけという希少価値。打率ランキングでもトップに浮上した。

 「まだ試合が残ってるので、しっかり勝てるように頑張りたい」

 数字に一喜一憂せず、目の前の打席に集中する2年目。1年目との明確な違いは構えた時のバットのヘッドの向きだ。昨季はやや投手方向へ向いていた。66試合に出場してリーグ優勝に貢献しても「ヘッドが入っていると、今までは間に合っていた球が全部ファウルになっていた」とプロのレベルを痛感。秋季練習で阿部監督から助言を受け、ヘッドを投手方向に入れずに立てて、振り出す時に頭と距離が取れるような打撃フォーム習得を目指してオフに突入した。

 「休む暇は僕にはない。課題は打撃だということは、僕が一番分かっている」

 年末に和歌山の実家に帰省した際もバットを振ることは欠かさないほど振り込んだ。吉川、岡本に弟子入りした自主トレも打撃練習に多く時間を割いた。真横方向から撮影した動画を確認しながらフォームを修正。体に染み込ませることに集中した。振り込んだ量は打球に表れ、自主トレ序盤から快音連発し、2人を驚かせた。この日は師匠と3人で3安打そろい踏み。「和真さんと尚輝さんが猛打賞だったので、(8回の最終打席で)もう一本打ちたいなと思っていた」と笑った。

 初回無死一、二塁で右中間を破る決勝の2点三塁打。14試合連続安打とし、連続出塁も19試合に伸ばした。2連勝に貢献し、阿部監督は「取り組む姿勢も集中力も素晴らしい。とにかく必死で毎日やってくれている。それを続けてくれれば」と期待を込めた。「自分は出塁することだけ考えています」。ブレない男は強い。(小野寺 大)

 《16年坂本以来なるか》2年目の泉口(巨)が自身初の2試合連続猛打賞で打率・300とし、6月11日以来の打率トップに浮上。セで打率3割台は7月15日の中野(神=・301)以来だ。巨人で首位打者に輝くと16年の坂本以来。入団2年目以内では39年川上哲治、59年長嶋茂雄、11年長野(いずれも2年目)に次いで球団4人目となる。

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