阪神・大山悠輔 連夜のV撃で7年連続60打点「早川が頑張っていたので、何とか先制点を取りたいと」

[ 2025年8月28日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―1DeNA ( 2025年8月27日    横浜 )

<D・神>4回、適時二塁打を放つ大山(撮影・藤山 由理)
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 猛虎の主砲が、ルーキーの初勝利をグッと引き寄せた。阪神・大山が、4回1死一塁で左中間を深々と破る先制適時二塁打。一塁走者・森下の激走も実り、スコアボードに貴重な「1」を刻んだ。続く熊谷の中前適時打で自身も2点目の生還。この夜唯一となった得点シーンの主役を演じ、黄色い左翼席を沸かせた。

 「(先発の)早川が頑張っていたので、何とか先制点を取りたいと思っていた。得点につながって良かった」

 勢いは確かに続いていた。前夜のカード初戦は、1―2で9回2死一塁の崖っ縁で、右翼席へ起死回生の逆転2ラン。24時間もたたないうちに、今度は低く鋭い快打で、今季初対戦となったDeNAのエース・東を攻略した。昨季対戦打率・429(計14打数6安打)の好相性そのままに、1ボールからの真ん中カットボールをひと振りで砕いた。

 「早川だけに限らず、毎試合、毎試合、そう(早い援護を)思ってやっている。うまくいかないときもあるが、そこは投手に助けられている部分もある。そういう意味ではきょう、勝てて良かった。早川の初勝利ということで、おめでたい」

 ルーキーに勇気の先取点を――。胸に秘め続けた熱い決意を、背番号3は形にした。

 この打点で、シーズン60打点に到達した。プロ3年目の19年から始まった「7年連続60打点」は猛虎史においても非常にレアで、10年連続の藤村富美男、7年連続の金本知憲に次ぐ史上3人目。生え抜きでは2人目となる偉業だ。常に目の前の一打席に懸けてきた男が、創設90周年のメモリアルイヤーでも輝きを放っている。

 「また明日(28日)試合があるので、勝てるように頑張りたい」

 6回1死の右前打を含め、ハマスタでは打率・375。セ本拠地別では断トツの数字が残る。DeNA戦5度目の勝利打点も、球団別では最多。活躍が約束された舞台で、大山が三たび白星をたぐり寄せる。(八木 勇磨)

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