阪神・才木浩人 サンデー12連勝で2冠 若手への助言を自らの成長にもつなげた12勝目

[ 2025年8月25日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神8-1ヤクルト ( 2025年8月24日    神宮球場 )

8月24日現在
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 マウンドを降りる阪神・才木へ、三塁側に陣取った虎党から大きな拍手が送られた。7回2/3を4安打1失点。節目となるプロ通算100試合目の登板を、ハーラートップタイとなる12勝目で飾った。防御率と合わせ、リーグ2冠。日曜日の連勝は12に伸びた。

 「真っすぐが良い感覚だった。スライダーもうまく使いながらいけた」

 許した失点は、相手主砲・村上に浴びたソロのみ。4回に148キロ直球を左中間席へ運ばれた。「簡単にいってしまった真っすぐ。簡単に見逃してはくれない」と反省。6回1死では内角高めに投げきった151キロ直球で空振り三振とし、見事にリベンジした。

 打でも貢献した。追加点が欲しい2―1の6回2死満塁。フルカウントまで粘って押し出し四球をもぎ取った。昨年5月19日ヤクルト戦以来プロ通算3打点目。ヒーローインタビューでは「手が出ませんでした」とおどけたが、自身を救う貴重な1点となった。

 昨季チーム最多の13勝を挙げ、今季は後輩から質問される機会も増えた。今朝丸からは、投球フォーム時の意識を聞かれ、リリースまでできるだけ三塁側を向く時間を長くする「並進運動」の重要さを、約30分にわたり身振り手振りで説いた。門別からはキャッチボールについて。3年目左腕は「すごいキャッチボールなんで。何メートル離れても、ずっと低い弾道で胸に来る。ああなりたい」と憧れを語った。そうした質問に答えることは、才木にとっても自身の投球を見つめ直す機会になる。「教えることで、自分の気づきにもなるんで。これ自分もできてんのかな?って」。後輩だけではなく自身の成長にもつなげていることが快投を呼ぶ。

 7月26日DeNA戦から自身5連勝と破竹の勢いだ。「藤川監督、安藤コーチにやりくりしていただいている。それに応えられるように」。才木はまだまだ、勝ち続ける。(松本 航亮)

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