【甲子園】日大三・三木監督 例年よりバット振った選手たちを称える それでも悔いは「残りっぱなし」

[ 2025年8月23日 14:33 ]

第107回全国高校野球選手権第15日 決勝   日大三 1―3 沖縄尚学 ( 2025年8月23日    甲子園 )

<全国高校野球選手権 日大三・沖縄尚学>優勝ならず無念の日大三の選手たち(撮影・北條 貴史)
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 日大三(西東京)は決勝で沖縄尚学に敗れ、2011年以来14年ぶり3度目の優勝はならなかった。打線が沖縄尚学の2年生リレーの前に6安打1得点。投手陣は1―1の6回無死一塁からエース近藤優樹(3年)が登板したものの勝ち越し打を浴び、8回にも適時二塁打で3点目を失った。

 就任3年目で甲子園決勝の舞台まで進んだ三木有造監督は「勝てれば凄く良い景色だったけど…でも、これだけのお客さんの中でやらせてもらえたのは生徒も私も幸せだったと思います」と話した。ナインは試合後、一塁側、三塁側、バックネット側と、全方向のスタンドへ一礼。西東京大会でも実施していたそうで「決勝戦だけですね。もう最後、みなさん応援していただいてありがとうございますと。今日も最後まで来たのでみんなでやろうと」と説明した。

 悔いが残ったか?と問われると「残りっぱなしですよ。あそこでこうしておけば、ああしておけばよかったなと。自分はやってみてダメだったらしょうがないという感じなんですけど」と切り出した。勝ち越し点につながった6回2死一塁、バッテリーが無警戒で二盗を許した場面を「全然外せたので、いかないといけない。アウトにならなくてもウエストして、外してという姿勢ができたかなと」と悔やんだ。

 今年は、例年よりも多く選手たちにバットを振らせて強打を磨いた。6月には打撃練習で2時間振りっぱなしで、打撃投手を務めた三木監督も「1万球ぐらい投げたかな。肩が痛くなった」という日もあったという。それでも「投げていくとバットが振れてくるんですよ。もう1本、もう1本とやって2時間。でも、音を上げる子はいなかった」と明かし、「よく振ってくれました。凄いです。ウチの選手は頑張ってくれました」と称えた。それでも決勝では打ち負けたとあり「もっと振って強い選手をつくっていきたい」と話す一方、3年生に懸ける言葉を問われると「頑張ること、一生懸命努力することが大事なんだと。いいよいいよ、じゃなく自分に正直にね。何でもやるっていう思いは大事なんじゃないかと伝われば」と語った。

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