広陵・中井監督が退任 一連の経緯 1月に暴力事案発生 SNSで拡散 批判やまず甲子園出場辞退

[ 2025年8月21日 17:45 ]

広陵・中井監督
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 広陵高(広島)が21日、中井哲之監督(63)が退任することを発表した。

 広陵を巡っては、今年1月に野球部内で部員間の暴力を伴う不適切事案が発生。同校は「硬式野球部の2年生部員(当時)計4名が、1年生部員(当時)1名に対して、それぞれが個別に被害生徒の部屋を訪れ、暴力を伴う不適切な行為をしたことが判明しました」と報告した。

 学校は内部調査を経て高野連へ報告。3月に高野連は広陵を厳重注意とし、加害部員は公式戦への出場停止処分を科されたが、この時点で広陵・高野連はこの事実を公表はしなかった。

 広陵は7月に県予選を勝ち抜き、第107回全国高校野球選手権への出場を決めた。同時期にSNS上で野球部の暴力事案を巡る投稿が拡散され、同校への批判が相次いだ。

 その後、8月5日に高野連が3月に広陵へ厳重注意処分を科したことを公表。7日には夏の甲子園1回戦・旭川志峯(北北海道)戦に勝利し、2回戦進出を決めた。

 しかし、広陵への批判はやまず、10日に同校の堀正和校長が兵庫県西宮市内で取材対応。大会への出場辞退を表明した。辞退理由について堀校長は「生徒、保護者会、地域の方、全校生徒を守ることが最優先ということで決定しました」と説明。同日には広島に戻り、同校で保護者説明会を行った。

 そして21日、中井監督の退任が発表された。新監督は同校でコーチを務める松本健吾氏(34)が務め、新体制の下、23日に開幕する秋季地区予選大会に出場する。

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