【甲子園】京都国際 史上7校目の夏連覇ならず 絶対的エース・西村一毅6回9失点、強力打線止められず

[ 2025年8月19日 10:21 ]

第107回全国高校野球選手権第13日 準々決勝   京都国際4―11山梨学院 ( 2025年8月19日    甲子園 )

初回、先制となる内野ゴロを放った清水(5)を出迎える京都国際・西村(撮影・五島 佑一郎)
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 京都国際(京都)が山梨学院(山梨)に敗れ、史上7校目の夏の甲子園大会連覇はならなかった。

 相手先発は最速152キロ、1メートル92、100キロの巨体で今大会注目の右腕・菰田陽生(2年)。怪物右腕の立ち上がりを捉えた。

 初回1死、長谷川瑛士(2年)が初球の直球を叩き、左前打で出塁。続く3番・小川礼斗(2年)は2球目の直球を完璧に捉えた。強烈なライナー性の打球は右翼手の頭上を越え、フェンスに達する二塁打。1死二、三塁の好機をつくると、4番・清水詩太(3年)の内野ゴロの間に先制。鮮やかな速攻劇で得点を奪った。

 試合の流れをつかんだかに見えたが、絶対的エースの西村一毅(3年)が2回に強打の山梨学院打線に捕まった。先頭の4番・横山悠(3年)に左翼ポール際への同点弾を許すと、さらに5番打者から3連打を浴びて、無死満塁のピンチ。味方失策で勝ち越し点を与え、さらに犠打、適時打で計5失点。厳しい表情で首をひねるシーンもあった。制球力と多彩な変化球を駆使し、安定感を武器とするエースにとっては珍しい光景だった。

 さらに1―5の5回には1死から連続四死球、安打で満塁のピンチを招き、菰田に走者一掃の3点三塁打を許した。5回を終わった時点で球数は112。相手打線の圧を感じることで、球数は自然と増えていった。

 夏連覇はならなかった。しかし京都勢の同一校としては1958、59年の平安(現龍谷大平安)以来66年ぶりとなる2年連続の8強入りを果たした。敗れはしたが、新たな歴史を刻んだ京都国際が胸を張って、聖地を去る。

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