【甲子園】県岐阜商・柴田「気持ちの強さ」で2戦連続完投勝利 「2年生投手初戦から」は県勢50年ぶり

[ 2025年8月16日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権大会第10日目・2回戦   県岐阜商4-3東海大熊本星翔 ( 2025年8月15日    甲子園 )

<東海大熊本星翔・県岐阜商>完投勝利にガッツポーズする県岐阜商・柴田(撮影・岸 良祐)
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 甲子園春夏通算4度の優勝を誇る伝統校を、2年生右腕が光らせた。県岐阜商の145キロ右腕・柴田蒼亮が3失点完投勝利で4強入りした09年以来、16年ぶりの3回戦進出に貢献。岐阜勢の2年生投手による初戦からの2戦連続完投勝利は、1975年中京商の今岡均(元中日、ロッテ)以来50年ぶり。「3年生が助けてくれるから自分は思い切り投げられる」と先輩との夏を終わらせなかった。

 我慢の投球だった。被安打7、与四球6で3者凡退は一度もなく、5回以降は毎回安打を許した。それでも5回に逆転してもらった以降はリードを許すことなく、9回1死一塁も中飛2つで1点差を死守した。

 今大会は2年生に好投手がそろう。今春選抜優勝に貢献した横浜(神奈川)の織田翔希を筆頭に沖縄尚学の末吉良丞や山梨学院の菰田陽生らは早くも来秋ドラフト候補として注目され、16強にも残った。「その2年生の中に自分も加われるように…」と言った後に続けた。「でも、自分も気持ちの強さなら負けない」。

 公立勢では唯一、ベスト16入りを果たした。柴田は中学時代に強豪私立に憧れを抱きながら「県岐阜商なら地元の公立で全国制覇を狙える」と進学した。2年生エースと公立の誇りを胸に、明豊との3回戦もマウンドを譲るつもりはない。 (河合 洋介)

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