カブス・鈴木誠也が決勝の中前タイムリー タッカー絶妙二盗、PCA送りバントで一丸勝ち越し劇 

[ 2025年8月17日 05:44 ]

ナ・リーグ   カブス3―1パイレーツ ( 2025年8月16日    シカゴ )

パイレーツ戦の8回に決勝の中前適時打を放ったカブス・鈴木誠也(AP)
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 カブスの鈴木誠也外野手(30)が16日(日本時間17日)、本拠でのパイレーツ戦に「3番・DH」で先発出場。同点の8回に決勝の中前適時打を放ってチームに白星をもたらした。

 1―1のまま迎えた8回だった。この回先頭のタッカーが右前打で出塁。続く鈴木の1球目で二盗に成功して、場面は無死二塁、カウント1―0となった。続く2球目の90・8マイル(約146・1キロ)のツーシームを強振。打球は中前へと抜け、二塁からタッカーが勝ち越しのホームを踏んだ。

 勝利への執念がバットに乗り移っていた。この日先発の今永が7回3安打1失点の力投を続けていながら、打線はわずか1点の援護しかできなかった。今永の力投を無駄にしないためにも…8回の攻撃で打線が一丸となった。タッカーの初球での二盗もその表れ。打った鈴木が送球間に二進し無死二塁となるや、この日4番に座ったPCAが送りバントをして1死三塁に。続くケリーは空振り三振に倒れたが、6番・ハップが敬遠四球で2死一、三塁に。そして7番・ホーナーが中堅左への適時二塁打を放って2点差とした。チーム全体の得点への高い意識で成し遂げた2点勝ち越し劇だった。

 鈴木の初回の第1打席はカウント0―1から95・7マイル(約154キロ)速球にやや詰まらされて中飛に抑えられた。1点を先制されて迎えた4回1死一塁で迎えた第2打席は、積極的に初球の95・2マイル(約153・2キロ)速球を打ちにいったが、わずかに打ち損じて二飛に終わった。ただ打線は続く“PCA”ことクローアームストロングが四球を選んだ2死一、二塁からケリーの中前適時打で二走・タッカーが生還して1―1の同点に追いついた。

 6回の第3打席は98・5マイル(約158・5キロ)速球に泳がされながら中前打。この感触を手に残したまま、8回の決勝打の打席を迎えていた。

 前日まで7試合連続で「2番」を打ってきたが、この日は8試合ぶりに“定位置”である「3番」に打順を戻された。前回の「3番」は27号本塁打を放ったレッズ戦でマルチ安打もこのとき以来だ。慣れ親しんだ打順で本領を発揮し、4打数2安打1打点で打率は・251に。チームも連敗を2で止め、貯金を16に戻した。

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