【週末MLB】失速気味のドジャース 遺恨残るパドレスと優勝を左右する“勝負の3連戦”

[ 2025年8月15日 12:00 ]

【週末MLB】プライムビデオのSPOTVで配信予定の8/16マーリンズ-レッドソックス戦と8/17パドレス-ドジャース戦
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 8月17日(日)ドジャース―パドレス戦(午前10時10分開始・ロサンゼルス)で、ドジャースは因縁のライバル・パドレス3連戦の2戦目を迎える。チームは8月に入り5勝7敗と失速気味に。一方のパドレスは今月9勝3敗と破竹の勢いをみせており、7月3日には今季最大9ゲーム差をつけていたのが、現地13日についに逆転されてナ・リーグ西地区首位の座から陥落した。

 追う立場となって迎える現地15日(日本時間16日)からの本拠地での3連戦は、絶対に負けられないシリーズとなる。特に直近の現地11~13日は同じロサンゼルスを本拠とするエンゼルスとの「フリーウエー・シリーズ」に3連敗。今季のエンゼルス戦は6戦全敗で終え、これは1997年のインターリーグ(交流戦)導入後では初の屈辱だ。

 「全く予想していなかった。自分たちでこの状況を招いたが、今2位にいるとは思っていなかった」。首位陥落直後、デーブ・ロバーツ監督は率直な思いを口にした。一時の独走状態から、まさかの失速。チームに言い聞かせるように続けた。「このチームの長所は、誰も他人のせいにしないこと。責任を持ち、準備も怠っていない。いずれ流れは変わる。週末には好調なパドレスとの大事なシリーズが控えていて、ドジャースタジアムは熱狂に包まれるだろう。うちの選手たちも、準備はできている」とパドレスとの勝負の3連戦を見据えた。

 ただでさえ、今季の両軍は遺恨が渦巻いている。昨年はレギュラーシーズン最終盤まで地区優勝を争い、プレーオフで再戦した地区シリーズも最終第5戦までもつれてドジャースが制した。その地区シリーズでも乱闘寸前の一触即発ムードだったが、今年6月16~19日の4連戦は死球合戦に発展。初戦でドジャースのアンディ・パヘス外野手が死球を受けると、怒気を込めた表情で相手投手をにらんだ。するとパドレスの主砲マニー・マチャドが「もし誰かに当てるなら、他にもっとたくさんスーパースターがいるだろ」と挑発的に発言。4連戦で両軍計8死球が飛び交い、大谷も2度「報復死球」とみられる死球を受けた。

 19日のシリーズ最終戦では、大谷は9回2死から元阪神のロベルト・スアレスに右背中にぶつけられた。ドジャースベンチはいきり立ち、全員が飛び出そうとしたが、それを制したのが大谷だった。「来るな」とばかりに左手を上げてベンチへ何度も払い、その時は収まったが、その時以来の再戦となる。

 優勝争いの行方を大きく左右する勝敗はもちろん、緊迫したムードでの両軍のぶつかり合いは、一瞬たりとも目が離せなさそうだ。

 8月16日(土)レッドソックス―マーリンズ戦(午前8時10分開始・ボストン)で、レッドソックスは本拠地でのマーリンズ3連戦初戦を迎える。昨年10月の右肩手術の影響で今季は初出場が7月9日と大きく出遅れた吉田正尚外野手だが、メジャー復帰後は安定した打撃を披露している。直近の現地11~13日の敵地でのアストロズ3連戦は3試合連続安打をマークした。

 「(3試合連続安打は)出るに越したことはない。あとは打球に角度がつくように。しっかり捉えて、引き続きやっていきたい。(マーリンズ3連戦の)初戦を取れるようにやっていく」

 13日のアストロズ戦後、こう振り返った。6月6日には30勝35敗のア・リーグ東地区4位で、今季ワースト借金5に沈んでいたチームは、そこから大きく巻き返した。7月上旬に10連勝、7月末からは7連勝をマークするなど、ここまで66勝56敗の貯金10と上積み、地区2位。ワイルドカードでのプレーオフ進出圏内におり、同地区首位ブルージェイズとも4・5ゲーム差と逆転優勝も狙える位置につける。

 吉田の右肩の状態も良好で、昨季はわずか1試合だった外野守備を、今季は既に2試合こなした。外野やDHの層が厚く、毎試合レギュラーでの出場とはなっていないが、チャンスが与えられた試合では着実に結果を積み上げている。メジャー移籍後、ポストシーズンの経験はまだない。自身初となる頂上決戦の場で暴れるためにも、より安打を積み上げて首脳陣の信頼を再び勝ち取る必要がある。

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