大谷翔平の三重殺は「運じゃない」遊撃手ネト「打球が来ると信じてた」その後の被弾に「怒らせた(笑)」

[ 2025年8月13日 14:57 ]

インターリーグ   ドジャース6―7×エンゼルス ( 2025年8月12日    アナハイム )

延長10回にサヨナラ打を放ったエンゼルス・アデル(右)を祝うネト(AP)
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 エンゼルスのザック・ネト内野手(24)が12日(日本時間13日)、本拠でのドジャース戦に「1番・遊撃」で先発出場。6回にドジャース・大谷翔平投手(31)を三重殺に仕留めたプレーについて振り返った。

 5―5で迎えた6回の守備で4番手・バークが無死一、二塁のピンチを招き、打席には大谷翔平。カウント2―2から二塁ベース付近へライナー性の打球をはじき返されたが、遊撃手・ネトが華麗な守備を見せた。

 大谷のライナーを捕球すると、素早く二塁ベースを踏み、飛び出していた二塁走者・ロハスをアウトに。さらに一塁へ転送し、一塁走者・ラッシングも飛び出していたため、一塁手・シャヌエルがタッチアウト。三重殺が完成し、まさかの結果に大谷もぼう然と立ち尽くすしかなかった。

 エンゼルスの三重殺達成は2023年8月18日のレイズ戦以来、球団史上8度目だった。

 試合後、ネトは「ボールを捕って二塁を踏み、一塁の方を見たら、まだランナーが一塁でちょっと戸惑っている様子が見えたので、そのままボールを投げてノーラン(シャヌエル)がやってくれました」と笑顔で三重殺を振り返った。

 トリプルプレーは「まったく運じゃないですね」と言い切り「監督(モンゴメリー監督代行)が自分をいい位置に置いてくれて、そこに打球が来ると信じていましたし、バーキーがいい球を投げて、その結果としてボールがそこに飛んできた。あとは自分がプレーをするだけでした」と守備位置などは狙い通りで、準備もできていたからこそと胸を張った。

 そして「ああ、今トリプルプレーやったんだ。すごいな」としばらく経ってから気付いたと笑った。また、「今回が人生で初めて。今まではYouTubeやTikTokでしか見たことがなかった。実際に自分でやったのは初めて」と野球人生初の三重殺だったという。

 それだけに「昨日打った2本のホームランよりも、今日の方が興奮しましたね。ホームランも好きですけど、ああいう場面で相手の主砲が打席に立っている。で、あのプレーを決められたのは特別」と遊撃手らしいコメントも口にし「野球の歴史の中でも数えるほどしかないトリプルプレーの一つに自分の名前が残るわけですから」と喜んだ。

 三重殺に仕留めたかつての同僚でもある先輩・大谷とは特に話していないそうで「その後、ホームランを打たれたので、きっと怒らせたんでしょうね(笑)」とジョーク交じりに笑い「でも大丈夫。明日はマウンドで彼と対戦しますから。今日はあと数時間、この余韻を楽しんで、明日はまた準備して臨みます」と13日(同14日)の3戦目に登板する大谷との対戦を待ちわびた。

 チームは延長戦の末、粘ってドジャースに勝利。これで今季5戦全勝とナ・リーグ西地区首位相手に圧倒し「まずシリーズを勝ち越した。それが一番大事。向こう側に勢いがあった試合で勝てたのは大きい。この勝利が明日、そしてサクラメントに向けて大きな勢いになると思います」とうなずいた。

 ちなみに三重殺に仕留めたボールは「持って帰ってないです。持っておけばよかったですね。興奮しすぎて忘れてました」と苦笑い。ただ、エンゼルスの球団スタッフがしっかり保管しているという。

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