ソフトバンク・有原航平 自身8連勝で10勝チーム一番乗り 粘りのエースで首位攻防戦逆転先勝

[ 2025年8月10日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4-1日本ハム ( 2025年8月9日    みずほペイペイ )

<ソ・日(17)>7回、五十幡を三振に仕留めガッツポーズする有原(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの有原航平投手(32)が9日、日本ハム戦でチーム一番乗りとなる10勝目を挙げた。7回4安打1失点の好投。マウンド上で気迫をみなぎらせ、強力打線を最少失点に抑えた。チームは福岡移転後5度目の本拠地10連勝。過去4度はいずれもシーズン勝率1位で、エースが“吉兆”の白星をもたらした。首位のチームは大事な3連戦の初戦を制し、3連勝で貯金は今季最多25。2位の日本ハムとのゲーム差を2に広げた。

 ピンチになればギアを上げて相手打者を封じる。有原が7回4安打1失点の快投で10勝目。3年連続6度目の2桁10勝に到達した。

 ゲーム差1で迎えた2位・日本ハムとの首位攻防の初戦。マウンド上で気迫がみなぎっていた。「自然に気持ちが入りました。今日は自分自身、調子が良かったと思います」。7回無死一、二塁では水野をチェンジアップで二ゴロ併殺に仕留めると、この日一番の力強い雄たけびを上げた。

 2回に1点の先制を許したが、以降はゼロを並べた。チェンジアップ、フォークが有効で8三振を奪った。小久保監督は「7回はゲッツーを狙いにいって、しっかりゲッツー。あそこを切り抜けられたところが勝因ですね。この2カ月くらい安定した投球が続いてます」と目を細めた。

 これで自身8連勝となった。春先は黒星が先行したが、力強い直球を求めて取り組み、着実に手応えも出てきた。この日の最速は151キロ。「今日ぐらい投げられたら使っていける」。出力アップで多彩な変化球も生きてくる。

 「真っすぐをしっかり投げようという気持ちと、それが投げられることにより、フォークもチェンジアップも良くなってきた。まだまだ改善するところもあるので、ここからも頑張りたいと思います」

 エースの復調とともにチームの勢いが増してきた。有原に一度も負けがない6月以降は本拠地・みずほペイペイドームで19勝2敗1分けと驚異の勝率を誇る。7月5日の西武戦からは10連勝だ。福岡移転後の本拠地2桁連勝は05、11、14、24年以来5度目で、過去4度はいずれもリーグで勝率1位を記録。エースの力投で“吉兆”の白星をつかんだ。

 チームトップの9勝で並んでいた有原、モイネロ、大関の3本柱をぶつける3連戦。初戦に勝利して日本ハムとのゲーム差を2に広げた。リーグ連覇に向けてさらに突き放しにかかる。(木下 大一)

《球団5度目の本拠地2桁連勝 過去全てシーズン勝率1位》
 ○…ソフトバンクが7月5日西武戦から続くみずほペイペイドームでの連勝を10に伸ばした。福岡移転後の本拠地2桁連勝は05年6~7月の12連勝を筆頭に5度目で、過去4度はいずれもシーズン勝率1位となっている。今回の日本ハム3連戦で全勝すれば最多記録に並ぶ。なお、南海時代の本拠地・大阪球場での最多連勝は65年の19連勝となっている。

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