達川光男氏 作新学院・江川卓攻略に広島商が編み出した奇想天外な作戦の誕生秘話明かす「風の便りで…」

[ 2025年8月10日 19:13 ]

1973年夏の甲子園で達川光男(右)ら広島商は静岡を決勝で破って頂点に立った
Photo By スポニチ

 元巨人江川卓氏(70)が自身のYouTube「江川卓のたかされ」を更新。同学年の元広島監督・達川光男氏(70)をゲストに迎えた対談は爆笑の連続となった。

 広島商で甲子園制覇しか見ていなかった高校時代の達川氏に栃木の怪物投手についての恐ろしい“風の便り”が届いたという。

 秋季中国大会を制した達川氏らは、名将・迫田穆成(よしあき)監督に集められて告げられた。

 「栃木に今プロに入っても15勝か20勝するヤツがおる」

 それが作新学院のエース江川卓の存在を初めて知った瞬間だった。ビデオなどもなかった時代。広島商の全国ネットワークで集められた情報が“風の便り”として迫田監督のもとに集まってきた。

 達川氏は「そんなんおるわけない」と思ったが、まさか口にすることはできない。

 迫田監督は「バントもできないらしいぞ」「縦と横、2種類のカーブを投げる」と次々に情報を伝えた。

 そして、「ただ、得点圏に走者がいなければ江川は全力で投げないらしい」だから1、2回はチャンスがあると告げられた。

 その“風の便り”をもとに迫田監督が編み出したのが、1死二、三塁で「わざとスクイズを空振り」。三塁走者が挟まれる間に二塁走者がホームを狙うという高校野球史上類をみない奇想天外な作戦だったという。
 

続きを表示

「江川卓」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年8月10日のニュース