広陵の出場辞退を受け角田克大会会長が会見 「大変残念」「今後も温かい目で」

[ 2025年8月10日 16:33 ]

<広陵高校問題会見>会見で頭を下げる(左から)宝馨・大会副会長、角田克・大会会長(撮影・後藤 正志)
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 夏の選手権大会に出場している広陵(広島)が10日に出場辞退を発表したことを受け、大会会長の角田克・朝日新聞社社長と、副会長の宝馨・日本高等学校野球連盟会長が会見。角田会長は苦渋の決断だったことを明かし、騒動を謝罪した。

 「このような事態となったことは大変残念でありますけども、学校の判断を受け入れさせてもらいました。ご心配ご迷惑をおかけしておることをお詫びいたします。大会は中盤に差し掛かっております。今後も温かい目で選手を見守って下さるようお願いいたします」

 高校野球のイメージ低下につながりかねない事態に宝副会長は「発生する土壌原因をなくしていかなければならない。学校のガバナンスを考えていかなければならない。今回大変残念な事象でしたけど、1つの形として辞退を選ばれた」と強調。角田会長は「多くの方はこういったことと無縁であると確信しておりまして、価値意義は変わらずいると思っております」とした。
 
 1回戦が終わってからの辞退決定になったことついては宝副会長が「試合当日に新たなことが発覚したということで、やらざるを得なかった。対戦校にはご迷惑をおかけした。結果として残念なことになりました」と説明。SNS上で騒動が拡散したことには「情報が流通することは悪いことではない。やはり誤情報、フェイク情報には気を付けないといけない。時代の変化に社会全体が対応していかないといけない」と話した。

 この日、広陵の堀正和校長が出場辞退することを表明。前日9日に中井哲之監督が広島に戻り、理事会で辞退が決定した。保護者会を経て、この日朝に関西滞在中だったナインは広島へバスで戻った。校長は辞退理由について「生徒、保護者会、地域の方、全校生徒を守ることが最優先ということで決定しました」と説明した。

 同校は今年1月に複数の野球部員がそれぞれ個別に下級生の部員に暴力を行う不適切な行為をしたとして日本高野連から3月に厳重注意を受けていた。

 7日には旭川志峯(北北海道)との1回戦に3―1で勝ち初戦を突破。2回戦は14日の第4試合で津田学園(三重)と対戦する予定だったが、津田学園の不戦勝となることが発表された。

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