【甲子園】済美・田坂監督「勝たせてやれなかった」亡き恩師に聖地1勝届けられず「厳しいお言葉を…」

[ 2025年8月8日 13:51 ]

第107回全国高校野球選手権第4日 1回戦   済美3―5東洋大姫路 ( 2025年8月8日    甲子園 )

<東洋大姫路・済美> 6回、滝川の好守に拍手をする済美・田坂監督 (撮影・平嶋 理子)
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 2018年以来7年ぶり7度目の出場となった済美(愛媛)は東洋大姫路(兵庫)に敗れ、4強入りした同年以来の初戦突破はならなかった。

 試合後、田坂僚馬監督は「勝つチャンスはあったと思うんですが、勝たせてやれなかった」とシーソーゲームの展開で勝ちきれなかったことにガックリ。勝敗の分け目として「終盤に東洋大姫路さんの打撃のレベルの高さを発揮された。うちの投手も丁寧に自分の投球をしてくれたが、終盤に東洋大姫路の打者に上回られたなと思う」と相手打線が一枚上だったと称えた。

 2回途中から継投したエース・梅原朋貴(3年)については「速いボールはないが、低めに丁寧に持ち味を発揮してくれたと思う」と労った。

 宇和島東、済美を全国制覇に導いた故上甲正典元監督(享年67)の教えを受け継ぐ指揮官は甲子園に出発する前日に亡き恩師の墓前に「“甲子園に行けるようになりました。行ってきます。精いっぱい頑張って来ます”と言って(大阪へ)出てきました」と報告したという。

 22年夏から指揮を執る田坂監督は初出場初優勝した04年選抜時の選手。ただ、指揮官としての聖地1勝はならなかった。「甲子園であれだけ勝たれた方なので〝これが甲子園だぞ〟と(天国から)厳しいお言葉を頂くんじゃないかと思います」と亡き恩師への思いも口にした。

 その上で「僕は根本、めっちゃ負けず嫌いなんで。負けて、ここまで連れてきてくれたのは選手なんですが、この球場で勝ちたかった。来年の春と夏へ向けて、何がうちに足りなかったのかと振り返りたい」と聖地でのリベンジを誓った。

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