阪神・森下翔太 バンテリンドーム&満塁機の“ダブル鬼門”突破! 9回に貴重な追加点

[ 2025年8月6日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神6ー2中日 ( 2025年7月29日    バンテリンD )

<中・神> 9回、右前適時打を放つ森下 (撮影・亀井 直樹) 
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 阪神・森下が“ダブル鬼門”を突破した。3―2の9回1死満塁で迎えた第5打席。カウント2―2から祖父江の外角直球をコンパクトにはじき返した打球は、右前ではずむ貴重な適時打となった。

 「もうちょっと早く打てればチーム的にも楽だと思う。次はもうちょっと早く打てるようにしたい」

 試合後は安堵(あんど)感と悔しさの両方をにじませた。それもそのはず。勝負どころでめっぽう強く、実力を発揮する猛虎随一のクラッチヒッターは今季、意外にも満塁での打率は試合前の時点で・091(11打数1安打)、4打点だった。さらに、今季のバンテリンドームはこの日の1安打を加えても打率・207(計29打数6安打)。セ・リーグの本拠地別では最低の数字といまだ苦しむ。

 決して状態が良いわけではない。3回無死一塁で迎えた2打席目は二ゴロ併殺打に倒れるなど、4打席を終えて3打数無安打。試合前練習で姿を見せた際は「誰かに打撃を教えてもらわないといけないな」と苦笑いを浮かべていたが、ここまで全試合出場を続ける男の口から出た苦心の言葉は本音だろう。

 構えた際に上体を起こしていた1週間前の広島戦から一転、この日はホームベースに覆いかぶさるようなフォームに変更するなど試合の中で試行錯誤を続けている。それでもチームの勝利こそ何よりの良薬。「(逆転で)勝ったことは大きい。また明日(6日)勝ちたい」。浮沈の鍵を握る24歳。名古屋での真の鬼門突破は、シーズンではまだ出ていない放物線をかけたときだ。(石崎 祥平)

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