大谷&ダルの道へ 日本ハム・柴田獅子 後半戦初戦でプロ初登板初先発 11球投げ最終調整

[ 2025年7月26日 06:00 ]

デビュー戦を控え、マウンドで調整する日本ハム・柴田(撮影・高橋 茂夫)
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 いよいよ、ベールを脱ぐ。投打で期待される日本ハムのドラフト1位・柴田獅子(れお)投手(19)が、後半戦初戦となる26日のロッテ戦(エスコン)でプロ初する。この日はチーム練習に参加し、ブルペンで直球やフォークを交えて11球を投じて最終調整を行った。40球程度の上限を設けるが、投手として本拠地のファンを魅了する投球を披露する。

 新庄監督の大きな期待を背負う柴田が、ついにエスコンのマウンドに立つ。同じくドラフト1位で入団し、北の大地から世界へ羽ばたいたドジャース・大谷、パドレス・ダルビッシュのようなスター選手に駆け上がる道のりが始まる。

 「勝利のための投球をすることが目標。元々、緊張はしないので本当に投げるのが楽しみです」

 この日の全体練習では、投内連係でエスコンのマウンドの傾斜や硬さを確認。ブルペンでは偶然にも、大谷やダルビッシュが背負った背番号と同じ「11」球を投じて最終調整した。直球、フォーク、スライダーの感触を確かめ「バランスの調整をして、いい感じできている」とうなずく。

 20日に香川・丸亀で行われたフレッシュ球宴では、全イの先発マウンドに上がり、自己最速を1キロ更新する154キロをマーク。プロ入団時から5キロもアップするなど急成長中だ。食事管理にも気を使い、自ら購入した本で栄養学を学ぶ。その他、3食以外にも練習や試合後にバナナやプロテインを取り「空腹の時間をなくした」と地道に食トレにも励んだ。細かった肉体もたくましくなり、「球速の面では順調。フィジカルが上がったのが、(球速アップの)一番のポイント」と手応えをにじませる。

 リーグ首位を快走する中で、高卒のルーキーが球宴明け初戦の先発を任されること自体が異例のことだ。その抜てきも、新庄監督の期待の大きさを表している。指揮官は「ファイターズの未来を考えると、(後半戦の)一発目かなと。1軍のマウンドに上がったら、166キロぐらい出るんじゃない?」と冗談めかしながら、起用の理由を説明していた。今回は打者は封印し、投手としてのポテンシャルの高さを見せつける時だ。

 エスコンのマウンドから望む左翼席後方には、大谷とダルビッシュが描かれた壁画がある。2人のレジェンドに見守られながらの初登板へ「1軍も変わらず、投げる場所を間違えないように」と柴田。胸のワクワクを力に変える。(田中 健人)

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