日大山形2年ぶり20度目の甲子園 宿敵鶴岡東に1点差の辛勝 先制打の岩下主将「役に立てたかな」と涙

[ 2025年7月26日 16:58 ]

第107回全国校区野球選手権山形大会決勝 ( 2025年7月26日    ヤマリリョースタジアム山形 )

山形大会決勝<日大山形・鶴岡東>優勝し、喜ぶナインを傍らに涙を拭う日大山形・岩下(左)(撮影・五島 佑一郎)
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 日大山形が鶴岡東を5―4で下し、2年ぶり20度目の甲子園出場を決めた。

 日大山形は初回2死満塁から岩下瑛斗主将(えいと、3年)の中前適時打、阿部永成捕手(えいせい、3年)の右前適時打、林悠輔外野手(3年)の右前適時打で3点を先行。5回にも2点を加えた。投げては先発のエース・小林永和(とわ、3年)が5回2失点に抑え、6回途中から登板した本田聖投手(3年)も鶴岡東の反撃を2点に抑えた。

 宿敵を「3度目の正直」で下した。昨夏の山形大会準決勝は5―6、昨秋の同大会決も0―2で敗れた鶴岡東に終盤追い上げられながら6―5で辛勝。夏の両校の決勝対決は73年以来、52年ぶりも前回(日大山形4―0鶴岡商=当時)同様、再び競り勝った。

 初回の先制中前打など4安打1打点と爆発した岩下は「チームに迷惑をかけ続けたけど、少しは役に立てたかな」と大粒の涙をふいた。今年1月、佐藤塁内野手(3年)から大役を引き継ぎ、個性豊かな3年生26人らをまとめあげた。

 ナインに計8度胴上げされた荒木準也監督も興奮を隠せない。相手の左腕エース・杉浦朔(さく、3年)を初回の4連打など攻略した打線に「センターより逆方向への意識がよかった」とうなずいた。同監督が各代のチームに掲げる目標は(1)どの(山形県内)大会も4強以内(2)決勝に進出したら必ず勝つ(3)甲子園初戦で勝つ―ことだが「今、2つの壁を破れた」と笑顔で明かした。

 投手陣も踏ん張った。先発のエース小林は6回無死、右手人指し指と薬指がつって緊急降板も、背番号10の本田聖(3年)が4回2失点と奮投。「6回から自分がいくと準備していたから、粘り強く投げられた」と胸を張った。

 一昨年夏、甲子園のマウンドを1年生で経験した本田は、岩下とともに「目標は甲子園8強」と語気を強めた。

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