牛島和彦氏がセ後半戦占う 他球団は阪神に追いつくのか?CS争いは白熱必至

[ 2025年7月26日 05:29 ]

笑顔で練習を見守る藤川監督(撮影・大森 寛明)
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 球宴を終えたプロ野球は26日から後半戦に入り、いよいよペナント争いが佳境に入る。セは貯金を「独り占め」する阪神が2位・DeNAに9・5ゲーム差をつける独走態勢。スポニチ本紙評論家の牛島和彦氏(64)が後半戦を占った。

 「ストップ・ザ・阪神」が大きな見どころにはなるが、果たして他球団は届くのか。阪神で特筆すべきは2点台を割り込む1・99のチーム防御率。先発はもちろんリリーフ陣も盤石で、先行逃げ切りの形が確立されている。この防御率なら長い連敗はないだろう。残り53試合。大きく崩れることは考えづらい。

 就任1年目の藤川監督はどっしりと構えた姿が印象的で、6月に交流戦で7連敗した時も慌てるところがなかった。派手さはないが、やるべきことを淡々と遂行している。その結果が白星を生み、選手との信頼関係の構築につながっている。

 阪神を引きずり降ろしたいDeNA、巨人、中日、広島だが、各球団とも決め手に欠け、このままいくとCS争いが絡んで4球団でつぶし合いになってしまうと思う。逆に言えばCS争いは白熱するはず。DeNAはオースティン不在が痛いが、藤浪、ビシエド、フォードと積極補強に動き、プラスアルファが生まれることで波に乗る可能性もある。巨人は戸郷の復活次第。今季は下半身がうまく使えず、体重移動が不十分で「手投げ」になっている。エースの復調に加え、主砲・岡本の復帰時期が鍵になる。

 ダークホースは中日か。現在借金6の4位で3位・巨人と2ゲーム差。ベテランの松葉、大野が踏ん張っているが、3勝に終わっている高橋宏と、いまだ0勝のドラフト1位・金丸がどこまで白星を積み重ねられるか。特に金丸は一つ勝てばポンポンと勝ち星を稼げそう。若い選手の活躍はチームに勢いをもたらす。そのためには打線の援護が必須だ。

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