【球宴独占手記】阪神・森下翔太 感謝の2日間「楽しめた」そして後半戦へ「チャンスで打つことが使命」

[ 2025年7月25日 05:15 ]

マイナビオールスターゲーム2025第2戦   全セ7―10全パ ( 2025年7月24日    横浜 )

<全セ・全パ>7回、生還する森下(撮影・島崎 忠彦)
Photo By スポニチ

 「マイナビオールスターゲーム2025」は24日、横浜スタジアムで第2戦が行われ、全パが10―7で全セを下して通算成績を93勝81敗11分けとした。ファン投票で両リーグ最多得票だった森下翔太外野手(24)が本紙に独占手記を寄せ、初球宴の舞台裏を明かした。7回無死二、三塁からの第4打席には初打点も記録するなど2試合で計3二塁打。また、佐藤輝明内野手(26)は球団の日本選手としては初の先発4番で本塁打を放った。

 試合以外でも球宴ならではのイベントが盛りだくさんの2日間だった。他球団の人とも交流でき、初出場で要領が分からない中でも凄く楽しめた。狙っていたホームランは角度が足りなかったけど、次は打ちたい。両親も中大時代の恩師・清水達也監督の顔を見ることもできて良かった。

 両リーグ最多得票の77万を超える票を入れていただいたファンの方には感謝の思いでいっぱい。昨年11月の国際大会「第3回プレミア12」で日の丸を背負って4番を打たせてもらったことで、パ・リーグのファンの方にも少しは認知してもらえていることを今回の投票で実感した。

 横浜スタジアムは東海大相模時代から試合をしてきた縁が深い球場。パ・リーグ最多得票の(横浜高出身で同学年の万波)中正とは高校時代からのライバルでシーズン中は中正の成績を見たり、動画を見ることもある。勝負どころでよくホームランも打っている。その活躍が凄く刺激になっていて、今後も意識する存在であることは間違いない。常に明るくプレーに対する真摯(しんし)な姿勢で、ファンの心をひきつける選手の一人として尊敬はしているが負けたくない気持ちは間違いなくある。

 特に注目をして見ているところは守備。高卒で入団し、キャリアも技術も彼が上だが、新庄監督が就任して以降は、守備の意識がより洗練されていると感じる。23年の「アジアプロ野球チャンピオンシップ」でチームメートとして一緒に戦った際は準備の仕方、捕球時のイメージ、感覚などを教えてもらった。

 今回は日常会話が多かったので野球談議はなかったけど、また聞きたい。中正は肩が強く、派手さもあるけど自分は“堅実さ”で勝負していきたい。相手走者の進塁を防ぎ、走者を刺す補殺のレベルをもっと上げていきたいと思っている。

 いつも打撃をフォーカスされるが、オフシーズンもしっかり守備の意識を持って練習に取り組んでいる。スローイングを意識し、より正確に、力強いボールを投げられるように常にキャッチボールをしている。打撃の今季目標は打率3割、30本塁打、100打点。打撃のタイトルと同様に毎年ゴールデングラブ賞も獲れるような選手になりたい。

 26日からのシーズン後半戦はしびれるような戦いが予想される。優勝争いをしていく過程で他球団も必死に食らいついてくる。精神的、肉体的にもしんどくなる。そういう時こそ、チャンスで打つことが僕の役割であり、使命だと思っている。(阪神タイガース外野手)

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2025年7月25日のニュース