ドジャース・大谷 球宴で初回に中前打&先制ホームの存在感 大ファン・メギルはサインもらい「最高だ」

[ 2025年7月17日 01:30 ]

オールスター戦    ナ・リーグ6―6ア・リーグ ( 2025年7月15日    アトランタ )

初回、マルテの二塁打で生還しタッチする大谷(左)とアクーニャ(AP)
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 ドジャース大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、オールスター戦にナ・リーグの「1番・DH」で出場。初回に中前打して先制の生還を果たすなど、1安打1得点をマークした。試合前のレッドカーペットショーでは、公の場では昨年11月21日の3度目のMVP受賞会見以来となる真美子夫人(28)とのツーショットも披露。試合は6―6で9回を終え、延長戦に代わる史上初の“本塁打競争”でナが勝利を収めた。

 惜しかった~、と思ったのだろう。一ゴロに倒れて戻った一塁ベンチ手前。大谷は両手で頭を抱えるようなしぐさを見せた。2回2死二塁、ヤンキースの左腕ロドンの4球目のスライダーをフルスイング。右翼ポール際への大飛球はファウルに。「だいぶ、フックしていたので。最初はホームランのあれ(当たり)だったけど、切れていくのが見えたのでファウルかと思った」と言ったが、打った直後も右手でヘルメットを叩いて悔しがっていた。

 初回は昨季サイ・ヤング賞の現役最強左腕スクバルと対戦した。通算9打数1安打の苦手左腕のカウント1―2からの4球目の外角スライダーを、最後は左手一本で振り払うように中前打。「何とかバットに当てられて良い対応ができた。渋いヒットにはなったけど良かった」と通算3本目の球宴安打に胸をなで下ろした。

 昨年は日本選手初の球宴柵越え本塁打。95、96年のマイク・ピアザ(ドジャース)以来の2年連続球宴アーチは逃したが、特別な舞台を楽しんだ。「三振かホームランくらいの気持ちでいこうと思っていた」と悔いはなし。2打席でお役御免となり、5回途中に会見を終えて帰路に就いた。出番を終えた選手は途中帰宅が許可されており、一足早く球場を後にしたが、存在感は格別だった。

 「あれほど球場で“喜び”を体現している人はいない。ベンチに戻ってきた時のおちゃめな感じも好き。自然体でいられるところが尊敬できる」と言ったのは、前半戦で「25―25(25本塁打&27盗塁)」を達成し、大谷とともに今季のMVP候補に挙がるカブスの外野手クローアームストロング。さらに、リーグ2位の21セーブを誇るブルワーズの守護神メギルは、お宝ゲットに大はしゃぎだ。生粋のエンゼルスファンで、エ軍時代から大谷ファン。この日は集めている野球カードにサインを2つももらい「すぐに“いいよ”って言ってくれた。球宴でサインをもらえるチャンスがあると思っていたけど、実際にもらえて最高だ」と少年のように目を輝かせた。

 2日間の休日を挟んで18日(日本時間19日)に開幕する後半戦へ大谷は「家でゆっくり過ごそうかなと思っている」。真美子夫人、生後3カ月の愛娘、愛犬デコピンと家族水入らずの時間を過ごし、再スタートを切る。(柳原 直之)

 【大谷に聞く】

 ――新しい家族も増えた中で迎えた球宴。
 「家族と一緒に来られたのはうれしかった。今日は(同僚の)カーショーも投げ、フレディ(フリーマン)も元々所属していたチーム(の本拠地)。そういうチームメートたちと一緒に出られたのは特別なオールスターだった」

 ――1打席目の中前打は外のスライダーにうまく対応できた。
 「なんとかバットに当てていいヒットだったと思う」

 ――球宴で気になった選手、印象に残ったこと。
 「練習というよりはいろいろな人としゃべれた。画面でしか見てなかった人たちと交流することによって、こういう性格だろうなというのを把握できた。単純に良い時間を過ごせたと思う」

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