ド軍監督 大谷は「クレイジーだ」 スプラッシュヒットの翌日に登板は異次元「例えばバリー・ボンズが…」

[ 2025年7月13日 04:15 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ジャイアンツ ( 2025年7月12日    サンフランシスコ )

試合前の囲み取材に応じるデーブ・ロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースデーブ・ロバーツ監督(53)が12日(日本時間13日)、敵地でのジャイアンツ戦前に取材対応し、この日「1番・投手兼DH」で先発出場する大谷翔平投手(31)について語った。

 大谷は前日11日のジャイアンツ戦で、右翼席後方の「マッコビー湾」へ直接飛び込む場外本塁打「スプラッシュヒット」となる32号を放ち、日本選手では初となった。

 以下、ロバーツ監督との一問一答。

 ――大谷翔平の登板に向けた準備の様子は?打者としての出場を続けながらの調整はどうだったか。
 「今日は3回まで投げられたらいいと思ってるよ。彼は自分の体のケアや調整をとても丁寧にやるし、それでいて打者としては常に一流のパフォーマンスを見せている。じっくり時間をかけて状態を上げていく今のやり方は、とても理にかなっていると思う」

 ――すでに4試合投げているが、コマンド(制球)面はどう見ている?
 「登板のたびに良くなってきてる。トミー・ジョン手術明けってことを考えると、普通はもっとバラつきがあってもおかしくないんだけど、翔平は翔平だからね。制球の乱れという点では特に不安を感じていないよ。前回は特によかった。今日も楽しみだね」

 ――二刀流としてのスケジュール管理をどうこなしている?
 「すべての行動に意図があるんだよ。求められることをきちんと理解して、それに向けて何が必要かを判断し、必要ならある部分の負荷を上げ、別の部分は抑える。すごく明確で、意識的に準備しているね」

 ――早い段階での復帰登板は予定外だった?
 「当初はもっとしっかりビルドアップしてから、つまり4~5イニング投げられる状態になってから投げてもらうつもりだった。でも彼自身が早くメジャーのマウンドに戻りたがっていて、それで少し早まった。そこから先は計画的に進めてきた感じかな」

 ――ここまでの6イニングは、投手陣にとっても助けになっている?
 「間違いなくね。チームにとってはイニングを食ってくれるのがありがたいし、本人にとっても復帰に向けて“水に足を浸ける”みたいな形で徐々に基盤を作ってこれたと思う。後半戦に向けていい土台になるよ」

 ――投手・大谷翔平として驚いた点は?
 「ピッチャーのときの方が、ちょっと“エッジが効いている”感じがするかな。打者の時は穏やかで、それでも競争心はあるけどね。でも投げる日はちょっと違う。説明が難しいけど、明らかに雰囲気が変わる。

 ――投げる日は性格が切り替わっている?
 「うん、そうだと思う。朝食でちょっと顔を見たくらいで、それ以外はほとんど接触がないんだ。ピッチャーとしてマウンドに立つときは、自分が主導権を握る立場だから、自然とそういうスイッチが入るんだろうね。打者のときはどうしても相手に反応する立場になるから」

 ――先日ドジャース史上8本目のスプラッシュヒットを放った男が、今日は先発投手。その現実をどう受け止めている?
 「普通じゃないよね。ちょっとずつ慣れてきてる自分がいるのもまた不思議だけど。例えばバリー・ボンズが海に放り込んだ翌日に先発登板するなんて、絶対ありえなかったわけで。本当にクレイジーだよ」

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