【高校野球】駒大苫小牧の蔵本は3安打2打点!叔父は元中日の強肩外野手・英智氏

[ 2025年7月12日 05:00 ]

第107回全国高校野球選手権南北海道大会1回戦   駒大苫小牧6―0大麻 ( 2025年7月11日    札幌円山 )

<駒大苫小牧・大麻>初回2死一、二塁、左前先制打を放った蔵本
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 駒大苫小牧の5番打者が躍動した。初回の先制左前適時打を皮切りに6回の左越え適時三塁打など3安打2打点。蔵本は「コンパクトにみんなでつなぐ意識でやってきたので、それが出せてよかった」と頬を緩めた。

 試合前の練習で、佐々木孝介監督に呼ばれた。「お前たちだぞ、頼むぞ」。6番・鈴木拓斗(3年)とともに打線のキーマンに指名されて奮い立った。支部予選は打率4割も、打点は2回戦(対北海道大谷室蘭)の1打点のみ。大振りだったスイングをコンパクトに修正し結果を出した蔵本に、佐々木監督も「応えてくれたのが凄くうれしかった」と喜んだ。

 東京都出身で、叔父はプロ12年間で884試合に出場した元中日外野手の英智氏(49)だ。04年ゴールデングラブ賞獲得の叔父について、蔵本は「(幼い頃に)キャッチボールの体の使い方など、基本から教えてもらった。憧れでもある」と明かす。

 今春の三塁手から、肩と足を買われて昨秋守った外野手にコンバートされた。叔父と同じポジションで迎えた最後の夏。応援に駆けつけた父・貴充さん(51)は「投げる時の体の使い方とかフィールディングが弟に似てきました。打撃にも集中できている気がします」と明かす。

 地元東京を離れて寮生活をしながら甲子園を目指す、その思いを胸に北海道に来た。世田谷西シニアからの盟友で9回途中、15奪三振のエース左腕・寺田七将(3年)をバットで援護した。蔵本は「甲子園に行くには一人じゃ駄目。ベンチに入っている人だけでなく、周りのサポートにも感謝の気持ちを持って絶対甲子園に行く」と18年ぶりの頂点を見据えた。(竹内 敦子)

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