ソフトバンク・浜口遥大 国指定の難病と左肘のW手術を乗り越え復帰登板「最速で1軍で投げたい」

[ 2025年7月10日 19:25 ]

<3軍・ソフトバンク・愛媛>W手術からの復帰登板を果たした浜口(撮影 昼間里紗)
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 トレードで今季からソフトバンクに加わった浜口遥大投手(30)が、国指定の難病を乗り越えて、3軍の愛媛マンダリンパイレーツ戦で復帰登板を果たした。1回を投げ10球被安打1、無失点。最速142キロをマークした。

 この日の登板について「脱力して、フォームとのギャップを意識した。それでこのスピードが出ていれば、ケガ前よりもボールの質やベース板の強さなどを出していけるかなと手応えを感じた。体の状態は良い」と力強く話した。

 昨年12月23日、三森大貴内野手とのトレードで、ソフトバンクに入団。4月に左肘の手術と、国指定の難病である黄色靱帯骨化症の手術を受けた。復帰まで3、4カ月かかると告げられたものの、3カ月かからずに復帰。「2カ月経過した時点で(復帰までの期間が)1カ月ほど早まり、そこからまた1週間早まった。肘も背中も、2人の先生が丁寧に手術してくれた。リハビリ過程でも気にしていただき、経過を話しながら進められた」と、ここまでの道のりを話した。

 実戦復帰までの間、共に汗を流したリハビリメンバーの支えも大きかった。「明るいキャラクターの選手が多く、みんなが毎日一生懸命その日できることをやる姿を見ていた。声をかけ合いながら、多少ふざけ合いながら、良いリハビリチームでできた」と話しており「もう少し(復帰まで時間が)かかる選手もいるが、(続けて)やっていってほしい」とエールを送った。

 手術後、日常生活の中で感覚の鈍さなどを感じることはない。「元通りになる段階でオペを受けられて良かった」と前向きだ。また投球については、病院の先生とも「動き自体は良くなっていて、パフォーマンスは間違いなく上がる」と話しているという。

 今後の目標は、1軍での登板。「1試合も無駄にはできない。全部の試合がアピールになると思う。もう少しリハビリ過程の登板になるが、1つも取りこぼさないように、最速で1軍で投げられるよう準備したい」と言い切った。

 16年ドラフトでDeNAに1位入団。24年までの8年間、毎年1軍登板を続けてきた。今年も大きな壁を乗り越えて、輝くマウンドを目指す。

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