コペックが右膝半月板手術で60日間のILに移行 ドジャースのブルペン補強は不可避に

[ 2025年7月10日 08:10 ]

ドジャースのマイケル・コペック(AP)
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 ドジャースのマイケル・コペック投手(29)が9日(日本時間10日)、右膝半月板損傷の手術を受けたことにより、60日間の負傷者リスト(IL)に移行した、同日、米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が報じた。今季中の復帰は可能だが、仮に復帰できたとしても、残りのレギュラシーズンの大部分を離脱することになるだけに、コペックにとってもチームにとっても痛い状況となった。

 コペックは今オフにフリーエージェントとなる予定だが、手術を受けたことにより、アピールの場が限られることになる。もともとホワイトソックスでは先発として定着できなかったが、ブルペン転向後に才能が開花。昨季途中にドジャースにトレードされてからは、24イニングを投げて防御率1.13、奪三振率33%、四球率11.4%。被打率.167。残塁率90.9%と運にも恵まれたが、ポストシーズンでも重要な役割を果たし、9回を投げて3失点でチームの世界一に貢献した。

 仮に今季、1年通して安定したリリーフとして結果を出せていれば、オフに好条件での契約が期待できた。しかし肩の炎症でシーズン冒頭から2か月以上をILで過ごし、6月に復帰して以降は8試合の登板で、計7回無失点の好投を見せたが、右ひざの炎症で再び負傷者リスト入りしていた。

 健康状態の不安が評価を下げる可能性がある。これまでにも19年のトミー・ジョン手術をはじめ、太もも裏の張り、膝の捻挫、肩の炎症、そして今回の膝の炎症と、故障歴は多くて長い。

 ドジャースにとっては、今季も続いている投手陣のケガの連鎖の一部だ。タイラー・グラスノーが復帰したとはいえ、現時点で11人の投手が負傷者リストにいる。ブルペンではコペックのほか、エバン・フィリップス、ブレーク・トライネン、ブルスダー・グラテロル、マイケル・グローブが離脱中であり、フィリップスとグローブは大手術を受け今季中の復帰はない。

 仮にコペックが8月末または9月に復帰できれば、ドジャースのシーズン終盤やポストシーズンのブルペン要員として戦力になる可能性がある。とはいえ、ここまでの状況から見ても、ドジャースはトレード期限までにブルペンの補強に動くことが確実視される。

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