ソフトバンク・近藤 通算100号は鷹48本目 移籍で長打にこだわり「打ったら自分の価値も上がる」

[ 2025年7月9日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク9-1オリックス ( 2025年7月8日    京セラD )

<オ・ソ(10)>ヒーローインタビューを終え通算100号本塁打の記念ボードを掲げる近藤 (撮影・奥 調)
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 ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が8日、オリックス戦で通算100本塁打を自身11年ぶり2本目の満塁弾で飾った。0―0の3回にエスピノーザから先制の今季3号アーチ。左かかとを痛めて途中交代した6月17日の広島戦以来、15試合ぶりの先発復帰を自ら祝った。有原航平投手(32)は7回1失点で6勝目をマーク。チームは3連勝で貯金を今季最多13とし、オリックスを抜いて2位に浮上した。

 さすがの一振りだった。「4番・DH」で15試合ぶりにスタメン復帰し、ド派手なメモリアル弾。近藤は喜びをかみ締めながらダイヤモンドを一周した。

 「完璧な当たり。久々にいい感じで打てたかなと思います。通過点ではありますが、印象に残るいい一本になりました」

 0―0の3回1死満塁でオリックス・エスピノーザのスライダーを捉えた。確信ありの打球は右翼スタンドで弾む。通算100号の一発は、日本ハム時代の14年5月29日のヤクルト戦(神宮)以来となる自身2度目のグランドスラムとなった。

 6月17日の広島戦で2号2ランを放った際に左かかとの痛みが悪化。交流戦の残り5試合を欠場すると、同27日のロッテ戦からはベンチで代打待機を続けてきた。今季は開幕直後に腰の手術を受けて戦線離脱し、およそ2カ月でスピード復帰を果たしたが、再度のアクシデントに見舞われた。

 痛みに強い選手ではあるが、無理をして再び悪化させてしまってはチームにとって痛手となる。小久保監督と話し合い、1日の日本ハム戦からのホーム6連戦はベンチスタートを貫いた。満を持しての復帰戦は8回の好機でも右前タイムリーを放ち、2安打5打点の大暴れとなった。

 100本塁打のうち23年からのソフトバンクでの本塁打が半数近い48本を占める。「単純に意識が変わり、長打にこだわりを置くようになった。長打を打ったら自分自身の価値も上がる」。日本ハム時代のアベレージヒッターから、飽くなき向上心で長打力も秘めたスタイルへと進化を遂げた。今季3号だが、これでスタメン出場した試合は3戦連発となった。

 チームは3連勝で貯金を今季最多の13とした。パ・リーグ3強のオリックスとのカード初戦を取り、2位に浮上だ。「流れを変えるのも嫌だなと思っていたので良かったです」と笑みを浮かべた頼もしい背番号3が小久保ホークスをさらに勢いづかせる。(木下 大一)

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