今田美桜の母校・福岡講倫館 2年ぶり夏1勝 安永1失点完投「活躍して講倫館の名前を広げられるように」

[ 2025年7月9日 05:30 ]

第107回全国高校野球選手権福岡大会2回戦   福岡講倫館6-1三池工 ( 2025年7月8日    久留米 )

<福岡講倫館・三池工>   初戦を突破した福岡講倫館ナイン  (撮影・成瀬 徹)
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 福岡大会は2回戦12試合が行われた。福岡講倫館は伝統校の三池工に6―1で勝利し、2年ぶりの夏1勝を挙げた。エース左腕の安永雅斗(3年)が8安打1失点完投。NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを演じる今田美桜(28)の母校は、創立100周年イヤーで躍進を狙う。

 メガネをかけた福岡講倫館のエース安永が力強くガッツポーズした。5点リードの9回2死。最後の打者からカーブで5つ目の三振を奪い、115球で1失点完投。65年夏に全国制覇した伝統校の三池工を破り、「抑えられて勝てたことは躍進につながる」と胸を張った。

 創立100周年イヤーに2年ぶりの夏1勝を挙げた。5月には宮崎商を招き、記念の招待試合を実施。0―1で敗れたが、安永は昨夏の宮崎代表を相手に9回を投げきり「ボールの出し入れをしっかり意識したら最少失点で抑えられた」と自信をつけた。この日は8安打を浴びながらも内角への直球とカーブを武器に初回の1失点のみに抑えた。「気持ちが高ぶると制球も乱れる。落ち着いて投げよう」。与四死球わずか1だったことも大きかった。

 NHK連続テレビ小説「あんぱん」でヒロインを演じる今田美桜の母校。安永は「もっと活躍して、講倫館の名前を広げられるように頑張りたい」と目を輝かせる。3回戦の相手はシード校の東福岡。安永の世代は1年時から2戦2敗で「三度目の正直。しっかり抑えたい」と言った。春夏6度の甲子園出場がある強豪を倒し、「あんぱん」で話題の感動や驚きを意味する土佐弁「たまるかー!」をさく裂させる。(杉浦 友樹)

 ▽福岡講倫館 1925年(大14)に福岡県早良高等女学校として設立した公立高校。49年から共学。2005年から現校名。学科は総合学科。主な出身者は今田美桜、歌手の桑江知子ら。ヒット曲「私のハートはストップモーション」で知られる桑江は現校名になった時に校歌「Seize the wind」を作詞、作曲。所在地は福岡県福岡市早良区有田3―9―1。

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