阪神・佐藤輝 キング独走の21号!05年の金本と同じ40発ペース「しっかりコンタクトを意識した」

[ 2025年7月7日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神5―1DeNA ( 2025年7月6日    横浜 )

<D・神>初回、佐藤輝は本塁打を放つ(撮影・須田 麻祐子)
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 阪神・佐藤輝が、初回1死から森下の14号2ランに続く21号ソロを放った。試合前時点で今季10打数1安打と苦戦していた相手先発・ジャクソンから、右中間スタンドへ豪快な一発。カウント1ストライクからの内角高め直球を振り抜き、横浜の夕空にキング独走の鮮やかな放物線を描いた。

 「良かったです。しっかりコンタクトすることを意識したので、いい打球が飛んだと思います。(初回に打てたのは)凄く大きい」

 シーズン79試合目で21本塁打。このペースは、05年金本知憲がマークしたものと全く同じだ。最終的にキャリアハイの40号まで数字を伸ばしたレジェンドは、リーグMVPも獲得。猛虎の日本人選手では20年ぶりの“大台”を目指す背番号8にとって、これ以上ない指標と言っていい。8回も森下のこの日2本目の15号ソロに続く右前打。4打数無安打に終わった5日からきっちりと修正を施し、2試合ぶりのマルチ安打で8連勝に貢献した。

 「捕りにいけるところは捕りにいく、というのはやっていきたいと思うので、きょうは良かった」

 3度の守備機会を無難にこなし、遊撃の守備範囲とも思えるボテボテの打球も、素早く一歩目を踏み出し華麗に処理した。特に送球の精度は昨年までとは段違い。これも日々、田中内野守備走塁コーチと二人三脚で取り組む守備上達の成果と言える。試合前の打撃練習に先んじて三塁でみっちりノックを受け、丁寧な一塁送球を繰り返す。5回、山本が三遊間に放ったゴロをさばく際に披露したダイナミックな1回転スローも、ドッシリした基礎があるからこそだ。

 七夕のきょう7日は、6・5ゲーム差を付ける広島3連戦へ向け敵地へと乗り込む。夢の40発、本塁打王、2年ぶりの栄冠をつかみ取れますように――。夜空を駆ける流れ星に願う虎党の思いを、連勝街道をひた走る原動力に変える。(八木 勇磨)

 ○…森下、佐藤輝、大山の打点そろい踏みは6月18日のロッテ戦以来13試合ぶり今季7度目。通算23度(3、4、5番以外の打順を含む)でチームは21勝1敗1分け。23年9月8日の広島戦からは、今季4月2日DeNA戦の引き分けを挟んで20連勝となった。

 ○…佐藤輝(神)のチーム79試合目で21号本塁打は、新人の21年に打ったチーム88試合目を上回る自己最速ペース。近年の阪神の日本人左打者では05年の金本知憲がチーム79試合目、くしくも同じ7月6日にヤクルト戦で放った21号と並ぶ。同年の金本は開幕から不動の4番としてシーズン146試合全イニング出場。キャリアハイの40本塁打、125打点で2年ぶりのリーグ優勝に貢献している。ちなみに佐藤輝は目下シーズン38本塁打、97打点ペース。順調ならキャリアハイ(24本塁打、92打点)更新を狙える。

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