首位返り咲きを呼んだ!日本ハム・水谷 2戦連発8号で15戦7発「明日も行くでー!」

[ 2025年7月6日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム12―1楽天 ( 2025年7月5日    エスコンF )

<日・楽(13)>4回、2ランを放った水谷(撮影・高橋 茂夫)
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 スーパージェッシーだ!日本ハム・水谷瞬外野手(24)が5日、楽天戦に「1番・左翼」で出場し、4回に2戦連発となる右越え8号2ランを放った。

 そこまで通算8打数無安打と天敵だった滝中瞭太投手(30)を攻略し、最近出場15試合で7本塁打と量産態勢に突入。本塁打ランクもリーグ5位タイに急上昇し、チームを首位返り咲きに導いた。

 コースに逆らうことなく、素直にはじき返す。2試合連続となるアーチは、今季の水谷らしさが詰まっていた。CS放送「GAORA」で解説を務めた元日本ハム監督の梨田昌孝氏も「素晴らしいバッティングですよ。なるほど…。凄い」と、うなったのは1点差に詰め寄られた直後の4回だった。

 「状況と1、2打席を踏まえた上で右方向に打つのがベストだと思っていた。追い込まれたが、そういうアプローチの準備はできていた」
 無死二塁で迎えた3打席目。追い込まれながら、最後は外角スライダーを逆方向へ軽打した。「フライかなと思った」と振り返った打球は、想像を超える右越え8号2ラン。この日の2打席目まで通算8打数無安打3三振と封じられていた滝中から価値ある一発に「そういうタイプの投手はあまり好きではないが、かといって全く引き出しがないわけではない」と胸を張った。

 1軍デビューを果たした昨季は、9本塁打のうち右方向の当たりはわずか1本。しかし、今季は8本塁打のうち半分の4本が右方向だった。水谷は「そこに関しては自信になっている。右方向に打球が飛んでいる、長打が打てているのは状態の良さを示すバロメーター。それが4本打てているのは、昨年から冬を越えて成長している部分」と振り返る。

 昨冬から佐藤2軍打撃コーチの勧めで始めたのがノックトレーニング。ノックバットを片手に自分でトスを上げ、ネットに向かって打つ練習を繰り返してきた。バット軌道などイメージと動きが連動しなくては、定めた方向に打つことはできない。シーズン中も続けており「右方向に対してのつかまえ方。できないこともあるが、感覚をつかみ出しているところもある」と、確かな手応えを口にした。

 今季最多18安打12得点で快勝し、2連勝で2カードぶりの勝ち越し。直近出場15試合で7本塁打と量産し、今季8本塁打とした男は2日連続のお立ち台でこう叫んだ。「明日も行くでー!」。新たな水谷が開花し始めている。(清藤 駿太)

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