カーショー続投決断のド軍監督「強い執念が伝わってきた」 6回“最後の打者”で通算3000奪三振

[ 2025年7月3日 14:44 ]

インターリーグ   ドジャース 5―4 ホワイトソックス ( 2025年7月2日    ロサンゼルス )

<ドジャース×ホワイトソックス>通算3000奪三振を達成して降板し、ドジャースのロバーツ監督に迎えられるカーショー(AP)
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 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(37)がMLB史上20人目となる通算3000奪三振を達成した。2997奪三振で臨んだ2日(日本時間3日)のホワイトソックス戦の6回、この試合3つめの三振を奪って大台に到達。現役3人目、左腕では史上4人目の快挙となった。

 1回に先制を許し、2―1と逆転した3回にも3点を失った。それでも3回に3番・バルガス、5回に6番・ソーサからいずれもカーブで空振り三振を奪うと、6回2死で9番・キャプラをボールカウント1―2からスライダーで見逃し三振。スタジアムの観衆5万3536人は総立ちとなった。

 ゆっくりとマウンドを降り、ベンチ前で歩みを止めたカーショーは帽子を取って大歓声に応え、家族に向かって手を振ると「ありがとう」と口にした。ナインやロバーツ監督と抱き合い、ベンチでは大谷翔平や山本由伸らとハグ。今季自己最多100球で6回9安打4失点での降板も、チームは2―4で迎えた9回に3点を挙げて逆転サヨナラ勝ちした。

 ドジャースのロバーツ監督は「カーショーが最後にマウンドに戻ったときは、私も希望を持っていた。5回までで2三振と、奪三振は伸びていなかったし、球数もかさんでいたが、ここドジャー・スタジアムでその瞬間を迎えさせてあげたかったのだ。ファンも初球から熱気を見せていたし、何としても彼にそのチャンスを与えたかった」と6回も続投させた決断について説明。「彼の表情からも、三振への強い執念が伝わってきた。恐らく最初の14~15人の打者のうち、10人くらいは2ストライクまで追い込んでいたのではないか。それでも最後の1球が決まらなかった。だが、最後のアウトで達成できたことに意味がある。ファンと一緒に祝福できる時間を持てたのだから」と祝福した。6回表終了後、カーショーへの祝福で6分間試合が中断ことにも「ホワイトソックスのベナブル監督、審判団にも感謝したい。彼らが時間を取ってくれたことで、カーショーのための場面がしっかり演出された。本当に素晴らしい瞬間であり、カーショーのためにうれしく思う」と感謝した。

 ◇MLB奪三振数上位20傑◇
☆は現役、R=右、L=左投手
(1) 5714  ノーラン・ライアン(R)
(2) 4875  ランディ・ジョンソン(L)
(3) 4672  ロジャー・クレメンス(R)
(4) 4136  スティーブ・カールトン(L)
(5) 3701  バート・ブライレブン(R)
(6) 3640  トム・シーバー(R)
(7) 3574  ドン・サットン(R)
(8) 3534  ゲイロード・ペリー(R)
(9) 3509  ウォルター・ジョンソン(R)
(10) 3471 ☆ジャスティン・バーランダー(R)
(11) 3419 ☆マックス・シャーザー(R)
(12) 3371  グレッグ・マダックス(R)
(13) 3342  フィル・ニークロ(R)
(14) 3192  ファーギー・ジェンキンス(R)
(15) 3154  ペドロ・マルティネス(R)
(16) 3117  ボブ・ギブソン(R)
(17) 3116  カート・シリング(R)
(18) 3093  CC・サバシア(L)
(19) 3084  ジョン・スモルツ(R)
(20) 3000 ☆クレイトン・カーショー(L)

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