ソフトバンク 近藤が代打でV打&山川が満塁弾 左右の主軸が復帰即、本領を発揮

[ 2025年6月28日 06:00 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6―3ロッテ ( 2025年6月27日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>8回、山川は満塁弾を放つ(撮影・長久保 豊)
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 交流戦を終えたプロ野球は27日、セ、パ両リーグ内の対戦が再開し、ソフトバンクはロッテに快勝した。1―1の8回に左かかとを痛めていた近藤健介外野手(31)が代打で勝ち越しの右前適時打。さらに16日に移籍後初めて出場選手登録から外れ、1軍に再昇格した山川穂高内野手(33)が満塁弾を放ち、一挙に5点を挙げた。左右の主軸打者が復活し、チームは2連勝で今季最多の貯金8とした。

 役者が違う。勝負強さも違う。代打・近藤が決勝打、山川が満塁弾。1軍カムバック組がリーグ戦の再開初戦で大仕事をやってのけた。

 「けがでなかなかチームに貢献できていなかった。チャンスでつないでくれた直樹(佐藤)と佑京(周東)に感謝しながらおいしい場面はいただこうと」

 ヒーローインタビューでご機嫌だった近藤が登場したのは1―1の8回無死一、三塁の場面。左かかと痛を再発させた17日の広島戦以来6試合ぶりにベンチに入り、代打で起用された。周東が二盗を決めて二、三塁とチャンスが広がり、横山が2ボールから投じたシンカーをバットを折りながらも右前へ運んで勝ち越した。代打は23年6月15日のヤクルト戦以来約2年ぶり。左かかとが回復途上の中、1打席にかけた。

 近藤が「あそこで打ってくれるのが山川さん。試合を決定づけてくれた」と興奮したのが、なおも2死満塁のチャンスで飛び出した大砲の一発だ。14日のDeNA戦以来の出場となった山川。気合の丸刈りで臨んだ第4打席だった。カウント2―2から横山の154キロ直球をバックスクリーンへ運んだ。「それまで三振、三振、アウト。いい場面で打てたし、気持ち的にも良かった」と笑顔も戻った。

 5月27日の日本ハム戦以来となる1カ月ぶりのアーチは、昨年4月13日の西武戦で2本記録して以来、自身7本目となるグランドスラム。今季10号で2年連続9度目の2桁にも乗せた。16日に出場選手登録を抹消され、筑後ファーム施設で24日まで打ち続けた成果を最終打席で出した。

 チームは交流戦優勝の勢いそのままに快勝し、貯金を今季最多8とした。小久保監督は「一本あるのとないのは明日以降、全然違うでしょうね」と主砲の完全復活を期待した。山川は「久々の本塁打はまぐれにも近いので。あの打席を増やしていきたい」と引き締めた。 (井上 満夫)

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