子供が大泣きで話題 大谷の本塁打球取り損ねた男性「一生悔やむと思います」妻からの忠告守ったが…

[ 2025年6月23日 07:55 ]

ナ・リーグ   ドジャース―ナショナルズ ( 2025年6月22日    ロサンゼルス )

大谷のホームランボールをキャッチできなかった尾中亮介さん(上)と息子の仁さん
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が22日(日本時間23日)、本拠でのナショナルズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。右肘手術後2度目の先発登板後の第5打席で8試合ぶりの一発となる今季26号本塁打を放ち、日米通算300号に王手をかけた。

 11―3の8回1死一塁で迎えた第5打席は、右腕ラトレッジとの対戦。左中間フェンス際へ伸びた打球は男性ファンの手に当たってグラウンドにはね返ったため、ナショナルズ野手陣はプレーを続行し、大谷は二塁塁上で止まった。しかし、審判団のビデオ検証によって本塁打に変更となり、大谷は笑顔でダイヤモンドを一周した。

 NHKBSで中継されたこの場面はネットでも話題に。男性ファンの横で大泣きする子供が映り、Xでは「かわいそう」などの声も上がった。

 この男性はロサンゼルス近郊に在住の尾中亮介さん(43)で、この日は息子の仁さん(7)と一緒に観戦。ホームランボールはグラブに当たり、グラウンドの中に戻ってしまい「ネットではなく手のひらに当たっちゃって。子供に当たって痛い思いをさせちゃったんですけど悔しい」と説明した。仁さんはホームラン球が捕れなかったから泣いていたのではなく、父親とぶつかり「痛さ」で泣いていたという。「真っすぐ飛んでくる感じで、ボールだけ見ていたんです」と息子にも申し訳なさそうに話した。

 ただ、尾中さんはグラブをフェンスの前に出さず、ルールに則って、スタンドの中で捕球を試みたため、うまく捕球できなかった。「妻にもくぎを刺されたんですよ。“手を出すな”って」と、フェンスから手を出して捕球するルール違反は避けようと心掛けた。そのため「ボールに手を出してはいけないと思い、グラブを出しちゃダメだと、逆に力が入ってしまった」という理由で捕球できなかった。

 尾中さんは年に数回はスタジアムに来るといい、この日は「息子が座りたい、というので、きょう初めて座りました」と外野の最前列で観戦した。あと少しで記念球が手にできたものの「一生悔やむと思います」と残念そうに話していた。

 ちなみに仁さんは大谷の「ホームランを打つところが好き」というが、実はフリーマンの大ファン。それでも本塁打を放った大谷は「かっこよかった」と笑顔で話していた。

 大谷は14日のジャイアンツ戦では今季3度目の1試合2発を記録し、日本選手初のメジャー通算250号に到達。日本ハム時代の48本塁打と合わせ、この日の一発で日米通算300号に王手をかけた。

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