球団初の屈辱、交流戦7連敗 阪神・才木7回に2度打球受け3失点…連続無失点35回1/3で止まった

[ 2025年6月18日 05:15 ]

交流戦   阪神1―3ロッテ ( 2025年6月17日    甲子園 )

<神・ロ>7回、ワンバウンドした角中の打球を受ける才木(撮影・平嶋 理子) 
Photo By スポニチ

 阪神は17日、ロッテ戦(甲子園)に1―3で敗れ、22年以来、3年ぶりの7連敗を喫した。先発・才木浩人投手(26)が1点優勢の7回に右手甲付近に打球が直撃するアクシデントに見舞われる不運もあって3失点し、継続していた連続無失点も自己最長タイの35回1/3でストップ。頼みの大黒柱も崩れて交流戦7連敗は球団初の屈辱で、藤川阪神が長いトンネルから抜け出せない。

 才木の快記録は止まり、チームの連敗は止まらなかった。6回まで無失点だった右腕の白星への道筋が暗転したのは、1点優勢の7回。連打と犠打で1死二、三塁とされ、高部が放った投手ライナーが右手甲に直撃した。

 「(痛みは)大したことないです」

 言葉通り、素早く打球を処理し、本塁を狙った三塁走者を三塁方向に追い込んで右手で糸原に送球しタッチアウト。その後、治療のため一度ベンチへ下がったが「投げ切りたかったんで。いかしてもらった」と強い責任感で続投を志願し、再びマウンドへ戻った。

 2死二、三塁で迎えた続く代打・角中。ここを抑えきれば相手に傾きかけた流れを食い止められる。最大の勝負どころだったが、フルカウントから今度は腰付近に打球が当たる投手強襲の適時内野安打を許して同点。さらに2死二、三塁から続く藤原にも、やや真ん中に入った直球を左前に運ばれる2点適時打で逆転された。

 「先制点を取ってもらった後、守り切れなかったんで申し訳ない。(連敗の重圧は)いつもと変わらずですけど。(援護の)点も入りにくい状況でしたし何とか粘りたかった」

 藤川監督は「(続投は)問題がなかったので。(才木は)行きたかったんじゃないですかね。責任感の中で」と踏ん張りに期待したが、勝敗を分けることになった“あと1死”を取れなかった。

 試合前の時点で29回1/3まで伸ばしていた自身の連続無失点は自己最長に並ぶ35回1/3でストップした。20年オフに受けた右肘のトミージョン手術以降、続いていた交流戦での連勝も6で止まり、2試合連続完封中だったロッテ戦で苦杯をなめ、昨季を上回る自身4敗目。交流戦男でも負の連鎖を断ち切れずチームはドロ沼の7連敗だ。

 才木が「全然問題ない。折れているとかないんで」と次回登板へ支障がないことを強調したのが不幸中の幸い。きょうこそ、チーム一丸でトンネルを抜け出したい。(遠藤 礼)

 ○…才木(神)が4敗目を喫し自身の連勝が3でストップ。7回の3失点で、5月20日の巨人戦初回から続いていた連続イニング無失点もストップ。この日6回までの35回1/3は昨季5~6月に記録した自己ベストに並んだ。交流戦では18年6月17日の楽天戦以来2度目の黒星。20年オフに受けたトミー・ジョン手術以降初黒星で、こちらの連勝は6でストップ。23年の初対戦から2試合連続完封と得意のロッテ戦で誤算だった。

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年6月18日のニュース