ド軍指揮官 5度も得点圏に走者を置きながら9残塁の拙攻 今季4度目の零敗に「どうやって還すかが課題」

[ 2025年6月7日 14:46 ]

ナ・リーグ   カージナルス5―0ドジャース ( 2025年6月6日    セントルイス )

試合後、取材に応じるドジャース・ロバーツ監督(撮影・小林 伊織)
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 ドジャース大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、敵地でのカージナルス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席で安打を放ち、3試合連続安打をマークしたが、安打はこの1本のみ。カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)との侍ジャパンの同僚による1番対決は、ヌートバーは無安打に終わったが、ドジャースが今季4度目の零敗で完敗した。

 大谷は第1打席は二ゴロに倒れ、2点を先制された直後の3回先頭での第2打席。右腕グレイに対し、カウント1―2から内角シンカーを完璧に捉えて引っ張り込むと、打球速度113.4マイル(約182.5キロ)の痛烈な打球が一、二塁間を破った。ベッツも左前打で続いて無死一、二塁の好機を演出したが、フリーマン、T・ヘルナンデスが連続三振。マンシーは右飛に倒れて無得点に終わった。

 この日は2023年WBCで侍ジャパンのチームメートだったカージナルス・ヌートバーも1番で先発出場。試合前にはハグして談笑する場面もあった両者の対決にも注目が集まっていた。

 ヌートバーは四球で出塁した5回にドノバンの適時打で捕手ラッシングと接触しながら生還して吠え、闘志をむき出しにする場面もあった。

 ドジャースはカージナルスを3本上回る10安打を放ちながらも9残塁と拙攻の連続で完敗した。

 デーブ・ロバーツ監督は5度も得点圏に走者を置きながら、9残塁の拙攻で今季4度目の零敗に終わり「(得点圏では)ちょっと追いかける傾向が見られた。相手もそのタイミングで変化球中心にきていたし、我々はそれに手を出してしまった。出塁できたのは良かったが、そこからどうやって還すかが課題だ」と打線に注文を付けた。

 変化球の対応について問われると「我々は基本的に速球に強いチームだ。でも、プレッシャーがかかる場面で相手が変化球を低めに投げてくると、つい追いかけてしまう傾向がある。本来であれば、高めのボールを見送ったり、フィールド全体を使ったりする必要がある。誰もが長打を狙っているわけでも、三振を望んでいるわけでもない。ゾーンにしっかり集中して、無理にボール球を追わないことが大切。それが打撃の難しさだけどね」と分析した。

 3安打を放って好機を演出するも、得点に結びつかなかったベッツは「単純にタイムリーが出なかったということ。ピッチングもディフェンスも悪くなかったと思うが、あと一本が出なかった。良い打席もあったけど、結果にはつながらなかった。そういう日もある」と振り返った。相手が変化球中心に攻めてきていることには「正直、チーム全体がどう攻められているかより、自分の打席に集中している。でも、どういう投球をされても、それにしっかり対応していく必要があるし、特にランナーがいる場面では、もっと適応していかないといけない。そういうのも野球の一部」と話した。

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