阪神・森下 台湾の「火玉男」古林睿煬撃ちへ「一番は真っすぐを打てないと厳しい」

[ 2025年6月3日 05:15 ]

23年、アジアプロ野球チャンピオンシップの台湾戦で古林睿煬(グーリン・ルェヤン)から本塁打を放つ森下
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 阪神・その剛速球から台湾で「火球男」の異名を持つ右腕を打ち砕くのはこの男しかいないだろう。北海道への移動直前、報道陣の前に姿を現した森下は当時の記憶をたどりながら静かに闘志を燃やした。

 「覚えています。全体的に抑えられて、テンポ良く投げられたので、いいピッチャーという印象がある」

 きょう3日に先発する相手こそ今季から日本ハムに加入した同じ00年生まれの古林睿煬(グーリン・ルェヤン)だ。最速157キロの直球を主体に打者を押し込み、コーナーに投げ分ける制球力も兼ね備える。実はその右腕と過去に対戦経験があった。

 プロ入り後、初めて日の丸のユニホームに袖を通した23年11月16日。「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」に出場した侍ジャパンの一員として台湾代表のエース格だった剛腕と対戦した。6回1死まで完全投球を許す中、7回に150キロ直球を左翼席に運ぶ決勝の本塁打を放った実績がある。ただ、それも過去の話と言わんばかりに冷静に対策を明かした。

 「一番は真っすぐを打てないと厳しいという感じになる」

 虎の中軸に座る背番号1は“直球破壊”に照準を定めた。今季はここまで8本塁打。そのうちの5本が直球を捉えたもので、球種別の打率も・354を誇る。真っ向勝負を挑んでくる傾向の高いパ・リーグの投手陣。早々と打ち砕くことができれば、虎の独走はさらに加速しそうだ。

 2年ぶりのV奪回のみならず日本一も見据える若虎は「(パ6球団には)日本シリーズで(対戦した時に)嫌だと思われる印象を与えたい」と大きな野望も語った。その前にまず立ちはだかるのが“台湾の至宝”。打つイメージはできている。新庄監督率いる強敵の勢いを止めるのは“虎の至宝”の一撃だ。(石崎 祥平)

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