ソフトバンク・正木 近藤“代役”を果たし、その復帰後に堂々とレギュラーつかむ

[ 2025年4月4日 06:00 ]

ソフトバンク・正木
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 振れている慶応ボーイが本拠地初勝利を運ぶ――。ソフトバンクの正木智也外野手(25)が、きょう4日の西武戦でのV撃を誓った。開幕から5試合連続で5番に座り、1番・周東佑京内野手(29)とともに5試合連続安打中。3月30日のロッテ戦では1号2ランも放った。腰の手術で長期離脱となった近藤健介外野手(31)に代わり、右翼を担う背番号31は天才打者を安心させる活躍も狙っている。

 正木が本拠地初勝利に導く一打を狙っている。チームは開幕から1勝4敗。波に乗り切れないまま、福岡に戻るが5番打者のバットには安定感がある。

 「まず打席で自分のスイングをイメージして、実際に思い切って振ってボールが来たときにいい結果となっている感じ。ここまでは悪くはないですね」

 2日の日本ハム戦でも1打席目に左前打。周東とともに開幕から5試合連続安打中で打率・333。きょう4日からみずほペイペイドームで西武3連戦となるが、前回の開幕カードでも正木は本拠地でハッスルした。開幕連敗で迎えた3月30日のロッテ戦。1打席目に先制1号2ランを放つ。今季初マルチとなる2安打3打点としたが、チームは逆転負け。「何とかしたいという思いだけでしたね。次こそは本拠地で勝ちに導きたい」と切り替える。

 西武戦は刺激もある。オフに合同自主トレを行った元同僚で、西武に育成選手で加わり、支配下再登録された仲田と再会するからだ。この1月には福岡大の球場で2カ所の打撃ケージを井上含む3人で3時間以上、ひたすら打ち込んだ。「あの練習が間違いなく今年の土台になっています。雪が降る中でも、ほぼ休まず打ちました」。努力はうそをつかないと信じ、ひと振りにかける。

 開幕戦は「5番・左翼」だったが腰痛が深刻化した近藤が「2番・DH」に回った開幕3戦目から、右翼を任されている。その近藤は2日に腰を手術し、復帰まで2~3カ月を要することが公表された。「まずは近藤さんが戻ってくるまではライトをきっちりと務め上げたい。戻ったら、また競争に勝ってレギュラーとして優勝に貢献したい」。打撃の助言をもらい続けた天才打者の定位置を守り抜く。固い覚悟のもと大仕事を狙う。

 「お客さんがたくさん入ってくださる中で、まずは勝ちに導く一打ですよね。気負わずいきます」。頭脳明晰(めいせき)な美肌の慶応ボーイだが、胸の中には人を思いやる心や熱さも併せ持つ。守備位置後方のスタンドから響く大声援は、いつも後押しになるという。ここまで乗れている正木は何とかしようと燃えている。 (井上 満夫)

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