阪神 同点直後9回にゲラが痛恨2戦連続3失点 3連敗で借金1も藤川監督「まだ6試合」

[ 2025年4月4日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神2―5DeNA ( 2025年4月3日    京セラD )

<神・D>9回、ゲラ(左から2人目)に交代を告げる藤川監督(同3人目)(撮影・平嶋 理子)  
Photo By スポニチ

 阪神は3日のDeNA戦に2―5で競り負け、1分けを挟んで3連敗。昨年4月17日以来の借金生活になった。佐藤輝明内野手(26)の2ランで追いついた直後の9回に、ハビー・ゲラ投手(29)が2試合連続の3失点。不運な判定にも泣かされ、3点リードを守れなかった前夜に続いて救援に失敗した。藤川球児監督(44)は、きょう4日から敵地で迎える今季初の巨人戦での巻き返しを誓った。

 
 2日連続で救援投手が打たれた。それも、昨季14セーブ31ホールドを挙げたゲラが、昨季日本一のDeNA打線に連日やられた。2―2の9回1死一、二塁。山本への3球目のスライダーを捉えられた。前進を敷く近本のはるか頭上を越える三塁打を浴びた。8回に佐藤輝が同点2ランを打った直後の回に、決勝打を許した。

 「まだ始まったばかりですからね。そこ(重圧がかかる場面)からかわすというのは、正直まだ(早い)。彼は続けて投げていかなきゃいけない。そういった選手。自分も同じポジションをやっていましたけど、当然、途中で降板するような形ではだめですから」

 藤川監督は起用の意図をそう説明した。4時間28分、延長12回で引き分けた前夜は、3点リードの8回にゲラが同点に追いつかれる誤算があった。その悪夢を成功体験で上書き更新させるためにあえて送り込んだものの、待っていたのは最悪の結末だった。

 不運もあった。山本に打たれる前の打者、佐野はフォークで空振り三振と思われたが、判定はファウル。指揮官はベンチを出て確認したものの判定は覆らなかった。結果、四球。仮に三振なら2死一塁で、違った展開になった可能性がある。

 「(真鍋球審が)バウンドしたと言って。(自分は)空振りだと思うんですけどね。(審判が)集まったけど変更なしということだった。ゲラがマウンドにいる状態なのであまり引っ張りすぎてもと思ったが、凄く大事な1球でした」

 来日2年目のパナマ出身の右腕は「2日とも結果が出なかった。真摯(しんし)に受け止めたい」と厳しい表情だった。

 開幕6戦で借金1。楽なゲームはなく、ブルペン陣の投入が続く。ここまで、延べ23人もの救援陣を送り込んだ。1軍登録投手をほぼ使ったという事実は、裏返せば慣らし運転が完了したことを意味する。伊原、工藤、及川も戦力として使えるメドが立った。きょう4日からは敵地で今季初の伝統の一戦を迎える。「まだ6試合。明日から東京へ行って巨人と戦う。前向きに戦ってこなければと思いますね」。2戦連続失点のゲラの配置転換を否定。投手陣に変わらぬ信頼を寄せ、昨季のリーグ王者に挑む。(倉世古 洋平)

続きを表示

「阪神」特集記事

「大谷翔平」特集記事

野球の2025年4月4日のニュース